●スティーブンくん  

 

さて、また新しいお友達の登場です。
「クリスティちゃん」のボーイフレンドのスティーブン君です(←管理人が命名)。

帽子はサテン製で、『クライ・ムキのうふふな帽子2 帽子の基礎BOOK』(雄鶏社)の型紙をそのまま使用しました。型紙のみで製図がなかったので、型紙をパソコンでスキャン、縮小しています。

シャツは絹製ですが、実は大失敗作! 「レゴラスくん1」のシャツと同じ型紙で袖だけ短くしたのですが、袖ぐりが小さすぎて、実は袖がちゃんと肩まであがらなかったのです! レゴラスくんのを試着させたときは、ちゃんと入ると思ったのになぁ。

ズボンは合成皮革で、『文化ファッション講座 男子服』(文化出版局)(「レゴラスくん2」参照)のジーンズの製図を、脚の太さに合うように改良しました。

ネックレスはビーズ製。

残念なのは、服装に合うブーツが見つからなかったことです。
(2008年6月11日以下同)

 

さて今日のレゴラス君は、次のプロモーションビデオの音楽に関し、夜景の見えるバーで、スティーブン君と飲みながら打ち合わせです。スティーブン君は、音楽関係の仕事兼ディスク・ジョッキーをしており、次のビデオの音楽を担当することになりました。レゴラス君とスティーブン君は初対面。クリスティちゃんが二人を引き合わせました。
 


クリスティちゃんはカンパリソーダ、スティーブン君はビール、レゴラス君はウィスキーを飲んでいます。スティーブン君の音楽に関する造詣は深く、レゴラス君は感心して聞いています。

夜景はネットで探した画像を印刷。机は100円ショップの板に、同じく100円ショップのニスで着色。板は細長い長方形で、買ったときの大きさのまま(笑)です。
 


お酒とおつまみ。おつまみは、左より、生ハム、ブルーチーズ、海老のカクテル(のつもり)。パセリと海老の下の氷をのぞき、樹脂粘土で自作しました。
パセリは、リーメント「ファミレス2」の「ステーキ」、メガハウス「黒ねこシェフのイタリアン」の「ジューシーステーキセット」。氷は、リーメント「居酒屋ぷち呑み」の「夢の刺盛独り占め」。

管理人のミニチュア・フードは大インチキで、基本的に、樹脂粘土を白いまま形作り、周りをラッカーで色付けしただけです。ミニチュア・フード自体を作るのが目的ではなく、情景シーンに合うものができればいいというのもありますが、実は、粘土に絵の具などを混ぜて作っていくと、どうしてもある程度の粘土が必要で、無駄が多いというのも理由です。白いままで作っていけば、形だけの分量で済むからです。

 

 



新しいお友達ですが、彼の正体はどうやら、またまたケン君らしいのです。アメリカのeBayで、ボディだけの中古品を買いました。こちらを見ると、2007年の「Wedding Day Groom Doll AA」かな、という気がするのですがハッキリはわかりません。ケン君はもう二人もおり、マテルからは元々、黒人のスティーブンSteven君というのが出ているので、スティーブン君と命名しました。
髪は植毛ではなく、顔とつながったゴム(?)です。
ひじは曲がりません。ひざはわずかに写真の角度だけ曲がります。

 

飲み物は自作しました。これもミニチュア・フードとしては大インチキ。グラスとなかの液体が合体しています。

どうやって作ったかというと、

1 いらなくなったクリアファイル(ホルダー?。書類を挟むもの)を切り、筆などのお尻に3重ぐらいに巻いて、周りをセロテープでしっかりとめて筆を抜き、筒状にする。好みの太さのものがないときは、筆などに画用紙を巻いて調整。
2 クリアファイルにそれを立て、底辺の周りを速乾性ボンドで隙間なく固める。
3 ボンドが完全に乾いたら、透明ラッカーなどで着色した「クリスタルレジン」(買ったのは
こちら)を注ぐ。ストローを入れたい場合は入れる。(写真左下)
4 レジンが完全に乾いたら、土台のクリアファイルから取り、巻いてあるクリアファイルをはがす。ボンド、クリアファイルともきれいにはがれる。液体部分の完成。
5 次に、できた液体より少し太く高さのある筒をふたたびクリアフィルでつくる。
6 2を繰り返す。
7 グラスの底の部分を作るため、少しだけ透明レジンを入れる。
8 それが完全に乾いたら、作ってあった液体部分を入れ、周りに透明レジンを注いで、グラスの側面とする。
 
グラスの底を表現するのはうまくいったと思うのですが、側面は失敗! 写真いちばん上のように、横から見ると、厚さが薄すぎて、側面がなくなっちゃいました(笑)。
また、クリアファイルは弾力があるので、完全な円の筒にするのが困難。底ができたあと、液体を垂直に立てるのも難しいです。液体、グラスとも上部をきちんと水平にするのもうまくいきませんでした。
ビールの泡は、上記のサイトで買った「軽量粘土ホイップタイプ」を少し、レジンに混ぜました。もちろん、下のビールの部分が乾いてから、別に作って注いでいます。ストローは、プラモデルで有名なタミヤの直径2ミリのプラ棒です。手で曲がります。
あと、これの最大の欠点は言うまでもなく、グラスと液体の高さが同じになってしまうことです(爆)。
それとクリスタルレジンは作るのに時間がかかること。乾くまで丸1日は待たなければならないです。また、慣れてくると失敗はなくなりますが、2液を混ぜるので、時に硬化しないことがあることです。
 
速乾性ボンドと切ったクリアファイル(よく見えない)。ボンドは速乾性というわりには乾きが遅く(笑)、6時間ぐらいは置いたほうがよいです。
 
どこでも売ってるクリアファイル。透明のものが中身がよく見えていいです。
 
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