綿のワンピースです。 型紙は、『花嫁のドレス』(文化出版局)を利用しました。この本は型紙だけで製図は載っていないので、畳1畳分もある型紙を少しずつパソコンのスキャナで取り込み、縮小しました。 スタンドはリカちゃん・ジェニーちゃん用のものです。 (2009年1月15日以下同) |
以下は製図、縫製に興味のある方向け。 シンディちゃんの「ワンピース1」の赤の水玉ワンピースに続いて、『花嫁のドレス』の2作目なのですが、前回同様、えらい苦労しました。この本は、裁縫初心者にはむずかしすぎます!!!(笑) まず、製図ですが、ステラちゃんはバストの位置が人間よりかなり高いため、服のバストポイントと位置が合っていないのですが、前身ごろは3つの部品ですから、製図の知識の無い管理人に直せるはずもないので、そのままにしました。 縫製は、まず襟の曲線をきれいに出すのが大変でした。人間用の服ならまだしも(笑)、ほんのちょっとの針目の向きのずれが影響してしまいます。そして、管理人にとって困難なのがアイロンがけ。本当は最初、サテン地で作り始めたのですが、サテンだと、どうしてもきれいにかけることができず、綿で作り直しました。実はこの襟も全然うまくいってはいません。綿は光沢がないので、サテンよりアラが目立っていないというだけです。 そして、超難関だったのが、前回同様、スカートのタック! タックの幅は3ミリ! 最初、上身ごろと縫いつける仕上がり線のところだけにしつけをかけたのですが、タックはきれいに出ないし、上身ごろの寸法と全然合わないのです! これが、仕上がり線が直線なら、まだ問題は少ないのですが、なにせ、上身ごろは前中心、後ろ中心が低く、脇の位置は高くなっています。したがって、上下のかなりの幅にタックがきれいに入っていないといけません。また、タックは、前中心、後ろ中心がいちばん高い山で、脇は谷になっています。それもちゃんと合わせないといけません。 |
それで作り直し。縫い代を大幅に多く取り、仕上がり線上下1箇所ずつにタックの位置を描き、さらに上下を結ぶ線も1つ1つ描きました。そして、上下それぞれにしつけをかけ、アイロンをかけるときにはピンセットでタックをつまみました。さらに、仕上がり線には、普通のセロテープを貼ってそのまま縫いました(大汗)。 それでもタックの幅は全然不ぞろいで、脇の位置も合いませんでしたが、これ以上はできないので、今回はこれでいいことにしました。 結局、この服に3日をついやしました。いやはや疲れた…(笑)。 |
さてさて、今日もステラちゃんは広告の撮影です。ステラちゃんは非常にフォトジェニック(写真写りがいい(笑))! ソファはシンディちゃんオリジナルのもの。ワインは、リーメント「Fun Meals」の「Seafood Surprise」。机、ランプは、「ミス・バービーちゃん5」を参照。 |
「いいね〜。それでは次はポーズ変えましょう」 |
「いいね〜。次はアップいきま〜す」 |
「は〜い、OKです!」 |