●すてきなバービーちゃん  

 

さてーー! 今日もとってもステキなバービーちゃんです。

1977年、日本で発売された「すてきなバービー」ちゃん、アメリカでは「スーパースター・バービーSuperstar Barbie」ちゃんです。

管理人には珍しく箱入り未使用品です(笑)。

(2010年5月9日)

 

 
向かって右の脚のストラップがちゃんとかかっていませんでした(笑)。
 
 
 
 
 
日本の、古いおもちゃを扱うネットショップで購入。
買い物のためではなく、調べ物で検索していたら本当に偶然ヒット!!!
管理人は、全然、コレクターではなく、お人形の服を作るのが楽しいタイプ。ドレス作りをすると、お人形の髪の毛をクシャクシャにしたり、ボディを汚したり、結構お人形を痛めてしまうんですよね〜。それなんで、気軽に扱える中古品を買っている人間なんですが、かなり安かったので、思わず購入!(爆)

日本では人気のない「スーパースターバービー」ちゃんですが、海外ではそうではないので、アメリカのオークションだと、箱入り未使用品はだいたい200ドル前後で落札。足元見た(笑)出品者は即決350ドルなんて高値をつけたりしてます。
これはもちろんそんな高値ではなく、その即決価格の約3分の1でした。
 


「スーパースター・バービーちゃん」(たぶん)と並べてみました。
顔にほとんど違いはありませんでしたが、違うのが髪の毛。髪の色、細さ、量が全然違うんです。
右は金色に近いブロンド、このバービーちゃんはプラチナブロンドです。
ボディの刻印はどちらも台湾。
右はたぶん、「スーパースター」だと思うので、生産の時期による違いなのかな〜???
英語のコレクター本や、ネットの海外の画像を見ても、やはり髪には違いがあるように見えます。
なお、このバービーちゃんのイヤリングやネックレスはフチが透明(色なし)ですが、右のバービーちゃんはピンクです。
 
 
『女の子に愛されたファッションドール大図鑑』(純子セラフィーナ、同文書院)を見ると、バービーちゃんはリカちゃんの人気に押されちゃったのか、1971年、一度日本から撤退。そして1977年、この「すてきなバービー」ちゃんで再上陸したのだそうですが、日本の女の子の好みに合わず「惨敗」で、再び日本から撤退したそうです。
そのせいなのか、日本のお人形に関する本でも、この「すてきなバービー」ちゃんが大きく扱われていることってないです。バービーちゃんを集められているコレクターさんサイトでもまず見かけません。
当時売れなかった原因を考えてみたんですが、ヘアスタイルがよくなかったのが大きかったのかも、と思いました。
箱に入った状態だと、上の写真のように、糸で髪が留められているんですよね〜。
運搬で揺れて、お店に飾ったとき髪が乱れていたら困るから、という配慮だと思うのですが、糸で留められてしまうとえらく地味に見えてしまうんです。糸をほどけばあっという間に華やかでステキになるんですが〜。でも、小さな子供はそこまで想像できませんよね〜。
 
 
スタンドです。
 
ブックレットです。

 



ブックレットのお人形のラインナップ。製品はこのほかにもあったようです。
 
 
 
 
 
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