●木綿のワンピースです。 製図は雑誌『ミセスのスタイルブック』(文化出版局)。後ろ中心の合わせを1センチぐらい詰めた以外は製図そのままです。 ブーツはジェニーちゃんの白のものにラッカーで着色しました。 (2008年7月2日以下同) |
さて、ここは高校生の茶色髪シンディちゃんのお部屋です。 せっかくの日曜なのに今日は雨。でも茶色髪シンディちゃんにとってはむしろ好都合です。というのももうすぐ試験。そして、試験の成績がよかったらお小遣いをアップしてあげるとママに言われました。それで猛勉強をしています。 部屋のなかのものは今までのどこかのページに出ています。 |
「勉強やってる?」 二人のシンディちゃんが様子を見に来ました。 「ちゃんとやってるよ〜」 |
「それじゃ、ちゃんと覚えているか私が問題を出します」 金髪シンディちゃんが教科書を取り上げ、質問を始めました。 「はいっ!」 茶色髪シンディちゃんはちゃんと勉強していました。どの質問にも元気よく手を上げて正解を答えています。 |
これはシンディちゃんオリジナルの鏡台「dressing
table」の中古品です。 イギリスのeBayで落札しました。 届いてみて驚いたのは、その大きさ! 子供のとき、タミーちゃん、スカーレットちゃん、バービーちゃんには家具は発売されませんでした。それで管理人にとってお人形の家具のイメージというとリカちゃんのものになりますが、較べてみると、とにかく大きいのなんのって! 度肝を抜かれました。 ウサギ小屋の日本と違って、向こうは家が広く、本物の家具も大きい、だから人形の家具も大きいってことなんでしょうか? (笑) 椅子は、床に足がつきません。ドレッサーは横幅約19センチ、高さ約26センチです。鏡は本物ではなく、アルミホイルのようなものです。化粧水の瓶2つが付属品としてついてきました。引き出しは引き出せます。 参考までに落札価格は約2ポンドととても安かったのですが、送料は約6ポンド。 |
オリジナルの箪笥、「chest
of drawers」です。中古品。 これもとにかく大きい! 横幅約21センチ、高さ約15センチ、奥行き約10センチ。 落札価格約2.5ポンドですが、送料は10ポンド。 海外のサイトの買い物は送料が高いのが難。 |
部屋の情景をやっていて、ずっと作りたかったのが窓。しかし、壁はヨドバシ・カメラで買った木製の写真パネルなんですが(ここではその上に木綿布を画鋲で留めています)、のこぎりでくりぬくのは難。それにくりぬいたって向こうに見えるのは、管理人の乱雑な部屋の中(大汗)。考えたすえ、額縁式の窓にしてみることに。 というわけで、これはeBayのドールハウスのカテゴリーで買った窓枠です。横約16センチ、縦約15センチです。ひとつ5ポンドぐらいと安くはなかったのですが、質は非常によく、窓には透明プラスチックがはまっていて、そしてちゃんと窓は上下に開くんです! 景色をパソコンで印刷し、裏にセロテープで留め、吊り下げるものはついていないので、タコ糸を巻き、画鋲でパネルに吊り下げています。 |
茶色髪シンディちゃんが座っている椅子ですが、これは「エポキシクレイパテ マジックスカルプ」(「モッズ・バービーちゃん1」参照)と直径5ミリのアルミパイプで自作しました。 クレイパテを、化粧品の瓶を麺棒のように転がして平らに伸ばし、カッターで周りを切ってそれを折り曲げ、ラッカーで着色。 |
脚のアルミパイプは、裏でバッテンに交差させていますが、交差する部分が重なってしまうので、片方のパイプは切断して2本に。それをパテで留めています。 難なのは、このパテはとにかく、噛んだあとのチューインガムのようにべたつき、そして木、プラスチック、ガラスなどに接着してしまうこと。机の上にそのまま置いておくと取れなくなります(笑)。それなので、クッキーを焼くときなどに使うクッキングシートの上に乗せ、瓶で伸ばすときも、シートをかぶせてから瓶を転がしました。また、硬化してくるとべたつきは減りますが、そうすると硬すぎて成形ができず、なかなかうまく形作るのが難しいです。おかげで出来上がりはいびつな形です。 また最大の問題は、価格が高価なので、一つ作る単価が高くなってしまうことです。これに代わるいいものがないか模索中です。 |