●ワンピース、スーツなど  

 



●木綿のワンピースです。
このドレスは、前々から作りたいと思っていた、昔のバービーちゃんの「サバーバン・ショッパーSuburban Shopper」を真似して作りました。と言っても管理人の技術ですから、あくまで雰囲気だけです。
上半身は、『手作りドレスでウェディング』(文化出版局)のなかのビスチェを利用しました。ウエストで一度すぼまって、下に広がるローウエストだったのですが、ウエストから下はカット。前身ごろは本来3つの部品だったのを胸から上はつなげて1つの部品にしました。
スカートは、本物のドレスの画像をいくつか見たのですが、どう見てもタックとギャザーが併用されています。しかし、そんな難しいものが管理人にできるはずがなく、前身ごろと後ろ身ごろをつなげて横に長い長方形を作りギャザーを寄せ、前中心の部分にだけタックを取りました。今まですそが広がるタイプのワンピースやスカートをいくつか作りましたが、どうしても気に入ったライン、広がり具合にならなかったのですが、今回のは初めて気に入ったものになりました!(2007年6月30日)
 

 



●木綿のスカートです。上のブラウスは「くつろぎ」のところの流用です。
ジョージ・ルーカス監督の名作映画「アメリカン・グラフィティ」(1973年)の世界、いわゆる「フィフティーズ」のファッションをイメージして作りました。1950〜1960年代、アメリカの高校生がダンスパーティやデートのとき、バッグはママから借りて、精一杯おしゃれをして出かけていく、そんなイメージです。
型紙は下の水玉のワンピース(笑)のスカート部を改良しました。ややこしいタックや複数の部品はもちろんやめ(笑)、部品は合体させて、前うしろとも幅をやや狭くしています。広がりを出したかったので、厚手の綿を選びました。
本当はソックスをはかせたかったのですが、そうすると靴が入らないので、省略しています。(2007年6月2日)


●綿のワンピースです。
型紙は雑誌『ミセスのスタイルブック』(文化出版局)の製図を利用しました。今度は雑誌に載っている製図なので、スキャンも1回で済み(笑)、縮小も簡単です。
実は、雑誌では素敵な白のレース生地だったのですが、生地が見つからないため、デザインがシンプルだから派手な生地のほうがいいかと思い、最初は全部を柄物で作ったんです。そしたら、なんら面白みのない平々凡々なものになってしまい、お人形のドレスとしては地味すぎ! それでしばらくして、部品の色を変えることを思いつき、ありあわせのハギレで作り直しました。それだけではさびしかったので、ボタンをつけています。また、そでぐりは製図のままではクリが大きすぎたので、小さくしています。人間ならよいのでしょうが、お人形さんの腕は人間より細いので(笑)、そうした点など、やはり改良が必要ですね。
偶然ですが、1970年の大阪万国博ごろ、ピエール・カルダンやクレージュがデザインしたドレスってこんな雰囲気だったような。若い方には理解不能な話で(笑)すみませ〜ん。(2007年6月2日)

 

●木綿のワンピースです。
型紙は『花嫁のドレス』(文化出版局)のを利用しました。
これから書く、製図と縫製についてはえらい話が長くなりますので(笑)、その方面に興味のある方だけ読んでください。
まず、この本には、実物大の型紙はついているのですが、製図はありませんでした。それで最初は、実物大型紙の各サイズを測ってシンディちゃん用に縮小しようと思ったのですが、それではあまりに大変です。コピーで縮小しようと思っても、ウチにはコピー機はありません。コンビニに行くのが手ですが、縮尺率を間違えるとまた行かなければなりません。そこで、我が家にはスキャナという文明の利器があるじゃないかと気づき、スキャンを始めたのですが、各部品が大きいので、1つを2回に分けてスキャン。このドレスはなんと全部で11の部品から成っているので、スキャンしたのは20回以上。それで、それを縮小してみたのですが、スキャンしたのは、切り抜いていない、大きな紙に複数のドレスが載り、また各ドレスの9号、11号、13号が載ったもの。実物を見たって、必要なものがどれなのか探すのに一苦労! それを縮小したもので、なにがなんだかまったくわからないのです!(笑) それで、実物のほうには、わかりやすいように蛍光ペンで線を書き、それと見比べながら、スキャンした縮小する前の画像に、ぬり絵のように色をつけていき縮小。1日目はこのぬり絵をやったところで疲れ果て終了(笑)。
2日目はそれをプリントアウト。各部品が2つの画像から成っているので、実物を見ながら、それらを合体。そしていよいよ上半身を縫い始めたのですが、管理人、こうした襟を縫ったことがありません(笑)。本の縫い方の手順の説明書きと図を見ても、まったく理解できないのです! 違う部品を縫い合わせてしまってはやり直し。だいたい縫っていても、自分が何をやっているか理解していないのです(汗)。何とか完成はしましたが、どうして完成したのか自分でわかっていません。
次の日は疲れのために休み(笑)、4日目にスカート部を縫い始めようとしましたが、このスカート、前後が各3つの!部品から成っています。さらにタックの折り方が超複雑で、またまたなにがなんだかさっぱりわかりません! だいたい、製図の知識のない管理人は、型紙のタックの印を見たって、どうしたらいいのか全然わからないのです。説明の図は超小さく、結局2時間ぐらい奮闘したのですが、自力ではできないことがわかり、上半身とのウエストサイズが合えばいいや!(大汗)ということで適当にやりました。上半身との縫いつけにも失敗し、前中心がずれています。
スカート部は本来ロングです。また開きは上半身前と脇なのですが、お人形では脱ぎ着ができないので、後ろ開きに変更しています。襟は後ろで2つに分けました。
そもそも、ウェディングドレスを自分で縫おうなどというのは裁縫の上級者ですから、難しくて当然なんですよね。裁縫初心者以前の管理人は、まずそのことに気づかなかったんです。
このドレスが本来、どんなに素敵なドレスかに興味がある方は、本屋によっては置いてあるところもあるので、そちらを見てください!(笑)。ああ、疲れた!(2007年5月19日)

 



●ドレスがあまりに稚拙なので、こちらのほうが面白いかも(笑)。
今日はシンディちゃんたちは初めて日本料理の店にやって来ました。今日は、お店の開店記念日ということで、ビールとかしわ餅(イギリスにあるのか?)がサービスされました。そのビールでカンパイしています。
壁と床:壁の土台は以前のダンボールから木製の写真パネルに昇格(笑)、ラッピングペーパーを画びょうでとめています。ミニチュアシーンにはお金をかけない方針なので、材料はほとんどを100円ショップで買っています。床は裏が糊になった小型の壁紙。窓は鍋敷きで、裏から障子紙を貼りました。額は、日本画のサイトから拝借した絵を入れています(こういうのって本当は版権違反ですよね)。
笹と柳:100円ショップの造花を改良。
つくばいとししおどし:つくばいはペットボトルのふたの周りに紙粘土をつけて色づけ。水は「クリスタルレジン」。ししおどしは家にあったプラスチックパイプや細いストロー。
机と椅子:机は自作。椅子は、トイザらスのオンラインショップで買った、バービーちゃんの「すてきなダイニング」のものを利用。椅子は自作は無理なので、机と色が合わないのですが、やむを得ません。(2007年5月19日)

 



●初めての日本料理ということで、定番の寿司、すき焼き、焼き鳥、天ぷら、それに湯豆腐(冷奴。管理人、豆腐が嫌いなので間違いました(笑))を頼みました。
かしわ餅(写真左から):リーメント「3時のおやつ」の「かしわもち」。
天ぷらと天つゆ:樹脂粘土で自作(天ぷらの皿は既製品)。
湯豆腐(冷奴):樹脂粘土で自作。
お茶:リーメント「3時のおやつ」の「かしわもち」のものを着色。
熱燗とおちょこ:マイスタージャパン「ぽかぽかお鍋図鑑1巻」の「すき焼き」。
ビール:リーメント「郷土めぐり」の「北海道 ほっけ定食」。
寿司:『ぷちサンプルBOOK』(白夜書房)のオマケ。絶版ですが、Amazonなどで購入できます。寿司桶に入っていたのですが、それでは出前みたいなので、寿司下駄を駅弁の空き箱で自作。
すき焼きと紫の皿と卵:樹脂粘土で自作。
焼き鳥(のつもり):リーメント「アジアン雑貨店」の「まるごとパイナップル炒飯」のサテ。
きゅうす:MIDORIという文房具メーカーの「和の食卓」というマグネット。(2007年5月19日)

 



●綿製のワンピース&ボレロです。ワンピースは袖なしです。
タミーちゃんや昔のバービーちゃんのドレスの雰囲気を出したいんですが、全然ダメですねぇ。製図が悪いのか、生地の選択が悪いのか。ワンピースのボタンはビーズです。(2007年4月28日)
 

 



●さて今日、シンディちゃんたちは中華料理のレストランにやってきました。イギリスにもたくさんの中華料理レストランがありますが、ここは上海料理のお店です。
背景の壁はダンボール(笑)に包み紙を貼ったもの。窓(のつもり)は、ウェブのフリー素材サイトから中国の窓の画像を拝借しパソコンで印刷。窓の両脇に貼ってあるのは「対聯(ついれん)」と呼ばれるもので、左右一対のめでたい言葉を書いて、幸福を祈願します。日本のサイトではいいものが見つけられなかったので、中国のサイトで探しました。「財政の神は年々我が家にやってきて、幸福の星は年々我が家を照らす」というような意味らしいです(たぶん)。ただ、対聯は家の入り口の両側に貼るので、窓のそばには貼らないかもしれません。その両脇は、「福」の字が逆さまに貼ってありますが、「逆さま」と「やってくる」は中国語で同じ発音なので、こうして貼って「幸福がやってくる」ことを祈願します。
テーブルと椅子:3代目リカちゃんの「ダイニングテーブル」を色づけ。テーブルは脚だけ生かし、上はダンボールを丸く切りました。シンディちゃんには低いので、文庫本の上に置いてます。
本当はもっといろいろ飾り付けたかったのですが、日本では中国的なもののミニチュアはさすがになかなかありません。(2007年4月28日)
 
●日本のミニチュアでは中華料理のものは少ないので、多くを自分で作りました。本格的にミニチュアフードを作ってらっしゃる方は、肉まんも、見えない内側にちゃんと肉を入れるなど、きちんと作りこんでいますが、管理人は、白い樹脂粘土そのままでただ形作り、表面をラッカーで着色しているだけです。
上海料理といえば上海ガニが有名ですが、魚料理が手に入ったので、今回は省略しました。
青島(チンタオ)ビール(のつもり)と紹興酒(写真奥から):ビールはメガハウス「みんなでカンパイ!」の「お手軽無国籍」の緑の瓶にパソコンで印刷した青島ビールのラベルを貼り付け、一部着色。紹興酒はメガハウス「みんなでカンパイ!」の「お手軽無国籍」。
スアンラータン(酸辣湯):日本で言う「スーラータン」。器は化粧品のふたに粘土をかぶせ、模様は素材サイトで見つけたラインを印刷して貼り付け。超いびつです。なかのスープは色付けした「クリスタルレジン」(日新レジン(株))です。
魚の蒸し料理:サントリー烏龍茶のオマケ「満漢全席」の「ヒラコノシロの姿蒸し」。
クラゲの酢の物ときゅうりとトマトとピータン:クラゲは輪ゴムを切って作りました(汗)。ピータンは樹脂粘土。きゅうり、トマトはリーメント「幸せキッチン」の「かさねてサンドイッチ」。
シアオロンパオ(小籠包):日本で言う「ショーロンポー」。樹脂粘土。せいろうは化粧品が入っていた薄いプラスチックの板で作りました。
トンポーロウ(東坡肉):豚肉の煮込みで、上海の近く、杭州の名物料理。樹脂粘土で自作。
アンニンドウフ(杏仁豆腐):サントリー烏龍茶のオマケ「満漢全席」の杏仁豆腐」。
チンゲンサイの炒め物:樹脂粘土。
(2007年4月28日)

 



●Tシャツ素材のツーピースです。キャリアウーマンのイメージで作りました。上はカシュクールで、自分の持っているのを参考に製図。生地に収縮性があるので、適当にやってもまあまあ身体に合いました(汗)。スカートはウエストはゴム。(2007年4月11日)
 

 



●ミニチュア玩具を利用したシンディちゃんの仕事机。企業の広報のイメージで作りました。有能なシンディちゃんは大忙し。
時計、時計ののった台、電話、パソコン:リーメント「こだわりルームコレクション」の「ミッドセンチュリーテイスト」。パソコンは開閉できるけれど、好きな角度で止められないのが難。
辞書:リーメントの「アメリカンキッチン」の「放課後はBasketball」。
カメラ:キーホルダーをちょっと改良。
新聞、ファイル、封筒、書類、鉛筆、携帯電話:自作。
コーヒー:リーメントの「ぷちバーガー」の「ぷちモーニングセット」。(2007年4月12日)。
 


●仕事帰りに夜景の見えるバーで飲んでいるイメージを作ってみました。
金髪シンディちゃんは服が間に合わなかったので(汗)、下のを利用。背景画は、「夜景の見えるバー」(笑)で検索して出てきたものをパソコンで印刷。テーブルはダンボールに茶色の紙を貼っただけ。(2007年4月11日)

 



●お料理類は、紙粘土と樹脂粘土で見よう見まねで自作(笑)。左から、チーズ(イチゴは既製品)、オリーブ、ソーセージです。
ワインボトル:
リーメントの「居酒屋ぷち呑み」の「麹町のナポリタン」の酒瓶を色づけし、パソコンで印刷したシールを貼り付け。
カクテル:リーメント「アジアン雑貨店」の「まるごとパイナップル炒飯」。
ビール:リーメント「ファミレス2」の「ナシゴレン」。
本当はワイングラスを持たせたかったのですが、なかなかいいのが見つかりません(涙)。(2007年4月11日)

 



●綿のワンピースです。これは大失敗! スカート部分に前の開きを作りたくなかったので、上だけ開きを作ったんですが、脱ぎ着がものすご〜〜〜〜〜く(笑)大変なんです。右の脇も開けたんですが、ほとんど意味がありませんでした。(2007年2月20日)
 
   


●上半身はタミーちゃんの服から自分で型紙を起こしました(大汗)。袖山が高すぎて、少々袖がきついです。スカート部分は、筒状になったのにギャザーを寄せただけです。生地はリカちゃんの赤のワンピースと同じものです。(2007年1月22日)


●例によっていろいろな型紙を合体させて作りました。初めて帽子を作ったんですが、なんかバスガイドさんみたいですね(汗)。生地は若いころに買った毛織のスラックスです。(2007年2月11日)
   

 

   
   
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