日常雑記

 

●レコードプレーヤーを買ったんです!(笑)

 

●きっかけは「101匹わんちゃん」  
 今日は話がダラダラと長いので、ご辛抱ください。

 CDが発売されて以来、皆さんのなかで、いまだにレコードプレーヤーを残している方ってきっと少ないですよね。今、持っている方は、かなりの音楽マニアの方か、よほど家が広い(爆)方でしょう。
 かくゆう私も、いつのころだったか忘れたくらい昔に、レコードプレーヤーは捨てました。
 それがあるきっかけで、また買ってみたんです。
 
 そのきっかけとは、DVDで、子供のとき以来、50年ぶりぐらいにアニメ「101匹わんちゃん」を見たことです。
 管理人は、映画にはとんと関心が無い人間で、そのため、今までDVDプレーヤーというものさえ持っていなかったんですが、テレビがデジタル化され、仕方なくそれを録画できる機械を最近買いました。この機械はDVDも再生できるんですねぇ(←買ってから知ったの(笑))。
 で、子供のとき見たアニメ「ルパン三世」第1シリーズのDVDなどを買って楽しんでいたのですが、ふと思ったんです。「自分が生まれて初めて見た映画はなんだろう???」と。

 映画に関心の無い管理人ですが、それは大人になってから気づいたことで、大学生以下のときは普通に映画を見てました。そして、思いました。「たぶん、ディズニーの『101匹わんちゃん』が生まれて初めて見た映画だろう!」

 で、「101匹わんちゃん」を買って見たんです。
 感想は、「すばらしい!!!」
 管理人は、ディズニーには今も昔も、ほとんど関心が無い人間ですが、この映画には本当に感銘を受けました。とにかく、わんちゃんたちの表情が秀逸です! これが今から50年前に作られていたとは信じられないぐらいです。ディズニーがなぜこれほどの大企業になれたのか、初めてわかった気がしました。(右上へ)
 ただ唯一残念だったのが、今発売されているビデオ、DVDは子供のころ見たものと声優さんが変わっていることです。(ディズニーの吹き替えについてはウィキペディアで「ディズニーキャラクターの吹き替え声優の一覧」で検索すると出てきます)

 「子供のころに見た声優さんのものを見たいなぁ」と思いましたが、あまりに昔のもののため、中古ビデオショップなどでも、もはや売りに出されることはまずないようです。第一、製品としてあったのかさえわかりませんでした。

 それで、「もしかして押し入れにレコードがあるかもしれない?」と思い、探してみると、ありました!!!!(笑) ディズニーのものでは「101匹わんちゃん」(当時の名前は「101匹わんちゃん大行進」と「ピーターパン」が出てきたんです。
 蛇足ですが、管理人は生まれたときから実家でずっと生活(冷や汗)しているので、押し入れには結構いろんなものが残っています。初代リカちゃんやタミーちゃんなどの服もこのクチです(爆)。

 しかし! レコードは見つかりましたが、プレーヤーがありません!!! 
 それで仕方なく、プレーヤーを買ってみることにしました。
   
●プレーヤーがやってきた!  
 で、地元の大型電器店に行ってみたのですが、「レコードプレーヤーですか???」と、店員さんはえらい困惑顔かつ迷惑顔。もはや、レコードプレーヤーを買う人間なんて、稀なんでしょう。しかも、案内された場所は、いちばんの片隅で、たった5台ぐらいしか置いてありません。おまけに値段が高い! それで別の店にも行ったのですが、こちらは2台しか置いてありません。そしてやはり高価。
 仕方ないので、急いでうちへ帰り、ネットで探すことにしました。
 見ていくと、今は、デジタルカメラと同じ仕組みで、レコード音を記録媒体に録音して、それをパソコンに取り込んで聞けるなんていうプレーヤーもあるんですねぇ。
 いろいろ考えたすえ、ちゃんとしたメーカーでパソコンに取り込めるものは、やはり高価なので、いちばん単純な、スピーカーは内蔵されているが、ただレコードを聴けるだけという機種にしました。スピーカーは内蔵されていないと、さらに、別のスピーカーに接続しなければなりません。
 で、なか1日でプレーヤーがやってきました! 発送すばやい!(笑)
 で、箱を開け、中身を取り出してみてビックリ!!!! 小さいんです!!!!!

 管理人と同じ、または上の世代の方は、昔の「オーディオセット」とか呼ばれていたものを覚えておられるでしょう。
 レコードプレーヤーの下に、カセットデッキと、「チューナー」だとか「アンプ」とか呼ばれていたものを積み上げ、さらにでっかいスピーカーを両側に並べるあれです。
 管理人は、あのころのレコードプレーヤーのイメージを持っていたので、よほどでかいものが来ると思っていたのですが、予想の半分の大きさです! おかげで確保しておいた場所の半分があまりました。今はなんでもコンパクト時代ですが、レコードプレーヤーも小さくなっていたんですねぇ。ひえぇ〜〜〜〜(笑)。

 ところで話はそれますが、昔の「オーディオセット」ってなぜあんなに大きかったんですかねぇ(笑)。しかも、「アンプ」だとか「チューナー」とかいうものまで必要で。管理人なんて、今も昔も「アンプ」「チューナー」がどういったもので、なんの役目をするのか、まったくわかりません!(笑) 昔は、それが無いと音が出ないとか言われたから仕方なく買っていたんですよねぇ(笑)。
 で、待望のレコードをかけてみたんですが、レコードの内容より、まず、針をレコードにのせる、という感触の懐かしさのほうに感激しました。20年ぶり近くになるでしょうか? 針をレコードにのせるのは! やりながら、おお、この感触この感触!!!と思いました。CDなんて便利なものができたけど、自分みたいなオバサン、オジサン世代はやっぱりこうやって針を落として聞くのが合っているんだなぁと、しみじみ。
 
 「101匹わんちゃん」は、DVDを見たとき、ひとつだけ、「この台詞、子供のころも聞いたんじゃない?」というのがあったんですが、レコードをかけると、やはりありました!!!!!! 50年たっても、忘れていなかったんですね〜〜〜。人間の記憶ってすごいもんですね。

 レコードプレーヤーで聞くと、単にスピーカーの位置と構造が違うだけかもしれませんが、テレビでDVDを見たときと違って、まるで自分の横でしゃべっているみたい聞こえるというのも発見でした。

 手元には、もはや今の若い人は、どういったものかさえわからない、「ソノシート」なるものも残っています。(管理人が持っているソノシートは
こちら)。 時間の合間に、そうしたものも聞いてみようと思います。

 

 

「Dioconnect ラジオ機能搭載 レコードプレーヤー DRR-P01」。
Amazonで約6000円。

大きさ比較のため、タバコを置いてみました。
スピーカーは側面両側にあります。
針をのせるのは手動。

 
シングル盤をのせたところ。
 
LP盤をのせたところ。
 
ディズニーのシングル盤レコード。
残念ながら、ジャケットは失われていました。

再生時間は短く、映画を大幅に短縮したもののようです。

ともに、「日本コロンビア」製で、左の「ピーターパン」は'63年4月、右の「101匹わんちゃん大行進」は'62年12月発売。
 
「101匹わんちゃん」DVD。
現在市販されているものは、1982年の録音らしいです。
子犬を盗む泥棒の一人を、ルパン三世の声でおなじみの山田康雄さん、子犬のうちの1匹を若手俳優の林泰文さんなどが演じています。
子供のころに見たものは、お母さん犬の名前は「パーディタ」だったけど、このDVDでは「パーディ」になっていました。それがすごく違和感がありました。

 

 
 
 
 
 
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