粘土で作った三沢光晴さんのヘッド(頭部)です。 使用粘土、焼き方などは「実験作3」と同じです。 ボディはドラゴン・モデル社のものをそのまま使用しています。 衣装は、ザ・リーヴのテレビコマーシャルのものを真似して作りました。 着物は、浴衣の作り方の本の製図をパソコンのスキャナでスキャンして大きさを拡大。 本当にテキトーに縫ったのですが、生地が超ほつれやすいのと、縫い代が狭かったこともあって、着せてるうちに縫い目が割れてしまい、縫い直す始末。 足袋はフリーハンドでこれまたテキトーに型紙を作成。 草履は、下の土台はエポキシパテで作り、鼻緒はリボンです。しかし、すぐに脱げてしまうので、足袋と鼻緒を糸で留めています。肉眼ではとてもお見せできないひどさです。 三沢光晴さんは2009年6月13日急逝されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。 (2009年12月14日) |
シンディちゃんたちがお馴染みの日本料理店の前を通ると、なにやら張り紙が出ています。 |
「カラオケ大会ですって!」 「面白そうね!」 「出てみようか」 |
さて当日の夕方。カラオケ大会は夜なので、まだ間がある。 料理などは、リーメントの製品を中心に利用しました。「板長さん1」「モッズ・バービーちゃん2」など、今までのどこかのページに出ています。 提灯はガチャポンで、「うまいもん横丁 提灯ストラップ」(発売元:(有)シャイニング)。明かりがつきます。 |
そこへ、「仕事」でロンドンを訪れたゴルゴ13がやってきた! 「らっしゃい!」 「寿司を握ってもらおうか」 「へい!」 |
「こいつ、ただものではないな」 板長さんはそう思っているが、もちろん顔や口には出さない。黙々と寿司を握っている。 |
「この男できる」 ゴルゴも板長さんをそう思っている。 |
「お客さん、今日はこれからカラオケ大会があるんですよ。お客さんもどうです?」 「カラオケか…」 |
さていよいよカラオケ大会。おなじみのお客さんが顔を揃えた。 前列左から、ブロスナンさん、ミス・バービーちゃん、モッズ・バービーちゃん、ケリーちゃん、初代リトルリカちゃん、チビッ子チーちゃん、チーちゃんのママ(ジェニーちゃん)。 後列左から、金髪シンディちゃん、こげ茶髪シンディちゃん、ゴルゴ13、レゴラス君、ブレイン君。 |
シンディちゃん二人ももちろん来ている。 |
チビッ子3人組も歌うようだ。 |
ゴルゴもなぜかいる(笑)。 今日は「仕事」は無いのだろうか? |
レゴラス君は今日はブレイン君と来ている。 |
「皆さんお待たせいたしました! 年末恒例カラオケ大会の始まりです!」 司会を務めるのは、林商店のオーナー林さん。 マイクは「レコードプレーヤー」のプラモデルに付属していたものです。ラッカーで着色。 両面テープで手にくっつけています。 |
一番手はチビッ子三人組。 幼稚園で習ったお遊戯のようだ。 右の二人は両面テープで片方の足を床とくっつけています。 チーちゃんは元々自立しないので、手芸用のアルミワイヤでスタンドを作り立たせました。 |
ブロスナンさんとミス・バービーちゃんのカップルはデュエットをしっとり。 ミス・バービーちゃんはどうやっても歌を歌っているようなポーズが作れませんでした。 |
シンディちゃん二人もデュエット。 |
振り付けもバッチリ決まっている。 |
この二人もデュエット。ブレイン君はDJなので抜群に歌がうまい! |
「お客さんも1曲どうです?」 「いや、俺はいい」 林さんの誘いをゴルゴは断っている(笑)。 |
「皆さん、お待たせいたしました! 本日のメインイベント…じゃなかった本日のトリを務めますのは、われらが板長です!」 |
「おお〜〜〜!」 板長さんのド派手な衣装にどよめきが起こっています。 「よっ、板長! 待ってました!」 「ニッポンいち!」 |
思い入れたっぷりに歌う板長さん。しかし、音程のほうは…(笑)。 |
板長さんの熱唱で、カラオケ大会は無事に幕を閉じたのでした。 |
今回のヘッドです。 かなり時間がかかってしまいました。 制作はプロレス雑誌の写真を見ながら作りました。 |
粘土が焼きあがったところ。 今まで首は粘土では作っていなかったのですが、今回から首も、顔につなげて作りました。 |
今回、彩色は油絵の具を使用。 時間がかかったのには、それも大きかったです。 油絵の具は使うのが初めて。 自分では持っていないので、教室のものを使わせていただきましたが、油絵の具は乾くのに時間がかかる! 速乾剤というのを混ぜているのですが、それでも乾くのに最低1時間。それなので教室で、今回は肌色を2回塗り重ねて終わり、次の回はもう2回塗って終わり、という具合で、彩色だけで2ヶ月近くかかりました。 写真は、「ジェッソ」(ホルベイン工業)という白い下地剤を塗ったあと、最初に血管を表現する青い油絵の具を塗り、その上に肌色を塗った状態です。 |