さてさて、今日は待望のお友達がやってきてくれました! 初代初期リカちゃん(右側)です! 綿のワンピースです。 製図は、『装苑作り方シリーズ1 ワンピースの作り方』(文化服装学院出版局、1969年)のなかのものそのまま。 ただ、バストトップの位置が全然合いませんでした。服のバストトップがボディよりずっと下になっちゃったんです。そのせいかしわがよってしまいました。リカちゃんてバストの位置が高かったんですね〜。バストが小さいから、型紙を合わせるとき気にかけなかったんですよ〜。失敗失敗。 模様はアイロンプリントです。服に1つだけ大きな模様があるものをずっと作りたかったんですが、模様の大きさがちょうど良くて、しかも柄が1つだけしか出ないなんていう生地を見つけるのは実際不可能。それでアイロンプリントにしました。フリー素材をちょっとだけ加工。花と葉は別々にプリントしています。 靴は、左は初代リカちゃんのものですが、右は4代目リカちゃんのもの。ダブダブなので紙粘土をつめています。 (2009年9月26日) |
「わ〜い! 私たちとうとう会えたわね!」 |
「ねえ、せっかく会えたんだから、私たちもピンクレディみたいに、二人一緒のときの名前をつけない?」 「賛成!」 「でもなにがいいかなぁ? 二人の名前が違えはリンリン・ランランみたいにできるけど、私たちは二人ともリカだから、リカリカになっちゃうわ」 「そうよねぇ」 ※リンリン・ランランは70年代前半に活躍した双子の歌手です。古い話しですみませ〜ん。 |
「う〜ん」 考え込む二人。 |
「そうだ、青戸(あおと)レディースはどう?」 「青戸レディース???」 「そう! 私たちを生み出してくれたタカラは東京都葛飾区青戸にあったから」 「う〜ん。かなりヘンだけど、町おこしにはいいかも。青砥(あおと)駅前に銅像とか作ってもらっちゃって」 「町の活性化ね! フーテンの寅さんの銅像も柴又駅前にあったわよね!」 ※青砥駅は、私鉄の京成電鉄の駅で、当時のタカラの最寄駅。 |
初代初期リカちゃんと後期リカちゃんは似ているようで顔がだいぶ違いますね〜。 初期リカちゃんのほうが日本的で優しい顔立ち。 なお、後期リカちゃんは退色がひどいので唇はアクリル絵の具で塗りなおしています。 |