●さて、また新しいお友達の登場です。レゴラス君です。 シャツは綿素材。ズボンはストレッチ素材で、若いころ買ったズボンを利用しています。 シャツの製図は、『クライ・ムキのメンズシャツカタログ』(文化出版局)を利用しました。 ネックレスはビーズで作ったものです。 以下は製図、型紙に興味のある方向け。 『クライ・ムキのメンズシャツカタログ』は、身体に比較的ぴったりするタイプと、ゆったりするタイプの2タイプが載っています。レゴラス君は体格がよさそうだったので、ゆったりタイプを選びました。最初は、女性と違ってバストの出っ張りもないし、メンズは簡単に作れるだろうとタカをくくっていたのですが、それが大違い! 人形と人間の体型の違いをすっかり忘れていたんです。製図と人形の縮尺は、男性なので肩幅で合わせました。女性用ではバストで合わせています。そうしたら、身頃の胸囲などはぴったりなのですが、首周りは全然小さくて、後ろ中心で1センチ開き(幅を広げる)、袖もまるっきり細すぎなので、ひじのところで1センチ広げ、袖丈もつんつるてんなので2センチ伸ばしました。忘れちゃいけないのが、袖口の直径。人形は手のひらをすぼめたりできないし、男性人形は手が大きいので要注意。もうちょっとで、手が出せない袖を作ってしまうところでした(大汗)。 ズボンのほうも、ケン君の既製服にトレーシングペーパーを当てて型紙を作るつもりだったのですが、このレゴラス君は可動タイプなので、腰周辺がケン君とかなり違い、特に股上がものすごく深いです。苦肉の策で、バービーちゃんに作ったジーンズの前身ごろを利用。股上を上に伸ばし、腰から下はすそに向かって一直線に引きました。実は後ろ身頃も前身頃とまったく同じものを利用しました(大汗)。男性はお尻の出っ張りが少ないからOK。でも、もとが女性用の型紙だったので、なんとなく女っぽいラインになっています(笑)。(2008年2月29日以下同) |
●さて、ここは金髪シンディちゃんのオフィスです。茶色髪シンディちゃんは金髪シンディちゃんの部下です。なぜ、金髪シンディちゃんが上司かというと、管理人のもとに先に来たからです(笑)。 今日はこないだ撮影したビデオ(「ビデオ撮影」参照)をケン君たちが編集してきたので、そのチェックです。あとから、レゴラス君もやってきます。 |
●金髪シンディちゃんの肩書きは「主任」ということにしようと思いました。「主任」を辞書で引いてみたら「マネージャー」となっていたので、略したスペルをそのまま利用。 |
●レゴラス君がやってきました。彼の仕事は、アート・ディレクター。 髪型が凝っていておしゃれなので、こういう職業にしてみました。 |
●3人で真剣にチェック。レゴラス君が鋭い指摘を入れています。
|
●これがレゴラス君です。 実は彼の正体は「ケン」君なんです(笑)。 マテルの「KEN Doll as Legolas in The Lord of the Rings」(「ロード・オブ・ザ・リング」のレゴラスに扮したケン君)、2004年。 しかし、ケン君はもう2人もいるので、レゴラス君と呼ぶことにします。元の衣装は右下です。 非常に色白で、金髪ケン君より2段階ぐらい白いです。 ボディは、ひじ、ひざが曲がる可動タイプ。変なポーズですが、ひじ、ひざはいちばん深く曲げています。西洋の人形ですから、当然、正座はできません(笑)。また、手首、足首は動かず、ウエストは前、横には曲がるのですが、ひねることはできません。首も傾げたりはできないです。 身長はケン君より1センチぐらい高いです。 関節は非常にしなやかに動き、管理人、関節タイプの人形はプロレスフィギュアのガクガクした動きしか知らなかったので、非常に驚きました。バランスをとったポーズだと自立できるのですが、ただ、脚の付け根が動きやすすぎて、自立にはかなり苦労します。 買ったのは、アメリカのオークションサイトeBayで、落札価格、19.95ドル。送料14.45ドル、出品者の手数料5.55ドル(←高い!)。 |
●これがもともと着ていた衣装です。着脱はできるのですが、ひじ当て、ひざ当てがあって非常に面倒(笑)、ブーツはプラスチックで、前後にパカッと割れるタイプ。なお、矢を入れているバッグのベルトが複雑で、一度はずしたら、装着できなくなりました(笑)、それで脇に置いています。 |