旧「フィモ・プッペン」+「フィモ・ソフト」で作った、サッカー選手で日本の守護神、川島永嗣さんです。 川島さんは今、ベルギーのリールセというチームに所属しておられます。 ボディは既製品です。 ユニホームなどは、Tシャツ生地などで適当に作りました。 胸に書いてある文字は、川島さんが所属しているチームのスポンサー企業名で、チーム名ではありません。 ゴールキーパーは手袋が必要ですよね? 作るのすっかり忘れてました。 (2010年10月16日) |
制作はいつもどおり、ネットで探した画像をプリントし、それを見ながら作りました。 本物の川島さんはもっともっとハンサムで精悍ですよね〜。 なんだか、泣きべそをかいているような表情になってしまいました。 それと、いつものことなのですが、どうしても大きさが大きく出来上がってしまうんです。 川島さんは身長185センチですから、もっと頭が小さくなくてはいけない。これでは、身長168センチの「刑事コロンボ」さんと同じ等身になっちゃってます。 ごめんなさい〜〜〜! 今回は下にも書きましたが、肌は着色せず、粘土の色そのままです。 髪や目、唇などのみ、「アクリル・ガッシュ」や「リキテックス」で着色しています。 |
靴は、DIDというメーカーのものですが、サッカーシューズではありません。 |
●粘土の配合と制作 | |
オーブンで焼くタイプの粘土で制作されている方のホームページを見ると、多くの方が、複数の粘土を混ぜて使っておられます。皆さん、粘土の色、制作時の感触、焼いたあとの強度や弾力性などなど、それぞれにいろいろなこだわりがあり、1種類の粘土だけでは満足できないようです。 管理人の場合は、焼きあがったあとの色です〜。既製品の「アーロンくん」などは、肌はすべて塗料で着色されているのですが、エアブラシなどで着色しているのでしょう。工業製品ですから、ムラなくきれいに仕上がっています。しかし、素人の管理人が着色すると、工業製品のようにはいきません!!! ものすごく不自然になってしまうんです。 いままでの経験から、いちばんいいのは肌に色をつけないこと!!! 焼いた粘土そのままがいちばん自然できれい! それで今回は、旧「フィモ・プッペン」と「フィモ・ソフト」を混ぜ合わせ、希望の肌色を作り、肌の着色はしないことにしました。 しかし、旧「フィモ・プッペン」は固く、「フィモ・ソフト」はビニールっぽく軟らかい。これらの粘土を混ぜたときの、制作しやすい軟らかさと希望の色が必ずしも一致しないんです〜 |
(笑)。それで、今回は色優先。管理人にはかなり軟らかいのですが、肌の色には代えられません。配合の分量は、希望の色になるよう、「フィモ・プッペン」に「フィモ・ソフト」6色を適宜混ぜていくというやり方でやりました。「フィモ・プッペン」と「フィモ・ソフト」は、最終的には半々ぐらいだと思います。 また、肌は焼いたものそのままで色はつけませんから、制作のとき、粘土に汚れやゴミがつかないようにすることが重要。これが結構面倒で、手はしょっちゅう洗い(笑)、また、ウェットティッシュを傍らに置いて常に拭いたり、制作時に着る服も、繊維が飛ぶので黒や濃い色は厳禁。なるべく白い色のものを着てました。 焼きは、「フィモ・ソフト」が半分ぐらいの分量を占めているせいか、気泡、ウロコ模様はまったく出ませんでした。色の配合にかなり時間をかけたせいか、焼き上がりは既製品の硬いソフビのような感じになり、この点はかなり満足しています。 |
今回、「フィモ・ソフト」なんと6種類使用。10(黄色)、26(赤)、27(赤茶、パール入り)、43(肌色)、75(こげ茶)、76(薄茶)。 ただし、「フィモ・ソフト」は現在は、メーカーが「STAEDTLER」社に変わっており、色番号や色も旧メーカーのときとは大きく変わっています。 |
●既製品ボディ | |
今回の既製品ボディは、「Sea
International Co.」というメーカーのもの。弱小メーカーなのか、詳細が見つかりません。 アメリカのオークションサイト、eBayで買いました。出品地は香港。 なぜこのボディにしたかというと、「アーロンくん」などのドラゴン・モデル社のものは、ミリタリー・フィギュアがほとんどなので、右手先が拳銃の引き金を引く形をしてるんですね〜。このボディは手先が普通だったので選びました。 ただしっ! 届いてみてわかったのですが(笑)、このボディ、非常に特殊で、脚の付け根が前後に動きませんっ!!!! 横には開く(左右開脚はできる)のに不思議です〜。ですので、座らせることができないんです〜。中古品ではないのですが、不良品をつかまされたのかも(笑)。 比較のため、右にドラゴン・モデル社の「アーロンくん」を並べました。 今回のボディは、脚の付け根が動かない以外で難点は、腰、脚の付け根が細過ぎること。アーロンくんと較べていただくと一目瞭然ですよね。そのため、今回は上のシャツでうまく隠れましたが、ズボンをはかせたとき、ものすご〜くカッコ悪いです。 |