今まで使っていた「フィモ・プッペン」がほとんどなくなってしまったので、新しいのを買い求めることにしました。 管理人にとってフィモ・プッペンは「スーパー・スカルピー」より、造形がしやすいのです。 それでネットで購入先を検索して初めて知ったのですが、なんとメーカーが今までのEBERHARD FABER社からSTAEDTLER社(英語)というところに変わっていました。パッケージも新しくなっています。 海外のオークションサイト、eBayを見ると、送料を入れても、海外で買うほうが断然安いので、イギリスから購入。即決価格8.99ポンド、送料6.99ポンドでした。日本円にすると合計で2200円ぐらいです。 で、届いて開けてみるとビックリ!!! 今までのフィモ・プッペンとは別物というぐらい硬さが柔らかいのです!!! 今までのプッペンはユザワヤで購入しましたが、この粘土を買う人はほとんどいないと思うので、長〜〜〜〜い間売り場に置かれていたのかも。もちろんビニールの袋に入ってはいましたが、放置されている間に油分が飛んでしまっていたのかも???(笑) とにかく、指でつまむとチューンガムのように、ちゃんとつまめるのです! これまでのボソボソしてこねるさえ大変だったのとは大違いです!!! 質感もビニールっぽいと言ったらいいのでしょうか。 今のかたまりに別のかたまりをくっつける同化もまあまあで、悪くはないと思います。ただ、柔らかすぎて、このままでは造形は難しいかも。指紋も簡単についてしまいます。 粘土を平らに伸ばし、パソコンの印刷用紙などの間にはさんでおくと、油分を抜くことができるそうなので、それをやってから造形してみようかと思っています。 また、焼き加減や仕上がりも以前のものとはまったく異なっていました。今までと同じやり方でまず10分焼いてみたのですが、まったく焼けていないのです!!! そのため、粘土とホットエアガン(「手作りヘッドについて」参照)の距離を15センチぐらいとし、10分、そのあといったん冷ましてから、今度は15分焼いてみました。それでようやく焼けました。 焼き上がりは非常に滑らかで、気泡はおろか、うろこ模様もまったく出ていません!!! 英語が読めないので、正確なところがわからないのですが、メーカーが変わったからといって、粘土もまったく別物に変わったとは考えにくいので、こうした違いは、単に粘土が古い新しいの違いでしょうか?? 日本でもっとこの粘土についての情報があるといいのですが。 |
今回は43番「ROSE」を購入。
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右側の上にのっているのが、今までの「NATURE」です。下が今回の「ROSE」。色の違いがハッキリ見えないのですが、「ROSE」のほうがピンクが強いです。なお、メーカーが変わってから「NATURE」は無くなったのか、あるいは名称が変わったよう。 |
今回のものの焼く前(左)と焼き上がったあと。色に変化がある。 |