題名 |
番組 |
主役 |
放送日 |
コメント |
みちのく蕎麦街道殺人事件 |
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渡辺えり子 |
4月16日(水) |
同名の推理小説のテレビ化。原作は、魅力のない主人公、面白みのない文章と展開など、救いようがありませんでしたが、この作品は、よくぞあれほどつまらない原作をここまで面白く作った!という代表作でしょう。原作の男性主人公を、料理学校の先生なのに料理が下手な女性主人公に変え、その夫(佐藤B作さん)を気の弱いカメラマンとしたのも大正解。いつも怪しそうであっさり殺されてしまう西田健さんが、やはり真っ先に殺され、いちばん善人そうで実は犯人!という宮川一朗太さんがやはり犯人というのも楽しかった。脇役陣に、普段あまり推理ドラマではお見かけしない芸達者な役者さんたちを起用したのもマル。シリーズ化希望!!! |
森村誠一サスペンス棟居刑事2「高層の死角」 |
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中村雅俊 |
4月21日(月) |
原作とは異なり、アリバイ作りに利用される男性刑事を女性刑事(雛形あきこさん)に、男性が犯人なのを女性(戸田恵子さん)に変えていましたが、それが今という時代に合っていたよう。戸田恵子さんはこの作品で初めて見た方ですが、いいですねぇ! もっと推理ドラマに出てほしいです! |
小早川警視正2「函館五稜郭殺人旅情」 |
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辰巳琢郎 |
5月7日(水) |
2002年から始まったシリーズ2作目。脇役の矢崎滋、国生さゆり、菊池麻衣子さんもそれぞれにいい味を出しているのがよいです! 主人公は交通事故で奥さんを亡くしたという設定で、国生さんとの仲がどうなるかというのも楽しみ(笑)のひとつ。 |
火災調査官・紅蓮次郎2 |
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船越英一郎 |
6月7日(土) |
ご存知!推理ドラマの常連、船越英一郎さん主人公の、2003年から始まったシリーズ。シリーズ初回を見逃したのが残念です。船越さんが犯罪を憎み、仲間を愛する熱血漢を熱演! |
うさぎと亀〜桜の樹の下で〜 |
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市原悦子 |
6月10日(火) |
これは大人のドラマでしたぁ。市原さんはリストラされた給食おばさん役。大人でなければ理解できないしみじみとしたセリフがちりばめられていたのがよかったです。幼なじみがベテランの井川比佐志さんというのもグッド。推理ドラマではめずらしく、大人による大人のためのドラマ! シリーズ化希望!!! |
刑事鬼貫八郎15「愛の軌跡」 |
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大地康雄 |
6月17日(火) |
かつての事件の被害者と加害者が実は今、心を通わせ合っていたという意外性を持っていたドラマ。トシとると(笑)現実というのは単純じゃないとわかってきますから、こうした現実味のある展開は好きですねぇ(笑)。 |
西村京太郎トラベルミステリー40「青函特急殺人ルート」 |
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高橋英樹 |
9月13日(土) |
とにかく最初に、青函トンネルのなかの海底駅など、鉄道に関する場面が多かったのが、よかったです! ドラマとしても力作。このシリーズで、列車の場面がふんだんに出てくるときは、たいてい面白い! |
山村美紗サスペンス「京都の祭に人が死ぬ」 |
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松下由樹 |
10月11日(土) |
原作は単純に主人公が犯人なところをひとひねりしてました。推理ドラマ常連の山村紅葉さんが、義姉(義妹?)をいびる、現実感のある演技を見せていたのもよかったです。 |
検事霞夕子21 |
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床嶋佳子 |
10月14日(火) |
霞夕子のシリーズは、初代の桃井かおりさん、2代目の鷲尾いさ子さんについで、とうとう3代目! いつもは脇役の多い床嶋さんが主人公になり、今までとはまた違った霞夕子を見せてくれました。犯人が最後までわからなかったのもマル。清水章吾さんがいつもとは違う、地味な中年のオジサンを演じたのも印象深いです。ただ、個性的な涼風真世さんが平凡な主婦役に挑戦したのは、あまりに無理があり、厳しかった! |