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千葉公園体育館案内(2008年4月下旬)  
 現在、プロレスの大会が行われている会場のなかで、いちばん古い建物の部類に入るのではと言われているのが千葉公園体育館。最近は会場が千葉ポートアリーナに移ることが多く、ここでプロレスが行われるのはいったいいつまで?(笑) また、体育館自体もただの体育館ですから、特に紹介するものは何もないのですが、JR千葉駅からの行き方やその周辺について書いてみたいと思います。
   
●千葉公園体育館はいつできた?  
 体育館に電話して聞いてみたところ、昭和31年(1956年)1月だそうです。
 以前、千葉そごうで開かれた千葉市の写真展で、昭和35年の、千葉駅周辺の航空写真を見たことがありました。当時、千葉駅周辺はまだ一面の森で、今ある大きな
道路のほとんどもできていない状態。
 そんななかにあって、当時としては格段に大きい建築物だった体育館は非常に目だっていました。
   
●JR千葉駅の構造(千葉駅は建て替え工事を行うため、現在、駅構内の商店、飲食店、改札外のマクドナルドなどは、ほとんどが閉鎖されています。2010年2月初旬)  
 JR千葉駅の改札口は、東京寄りの西口改札と、反対側の、デパートなどが建ち並ぶ繁華街に向いた、東口改札の2つになります。
 ホームから東口へは、下りる階段なら、どれでもOK。また、西口へは、東京寄りの上る階段になります。
 階段を下りると、東口改札手前の構内には、立ち食いそば屋、飲食店、書店などが並び、飲食店には、ドトール、イタリアントマトなどのほか、カレーライス、ラーメン、とんかつ、ハンバーグ、おにぎりなど、結構いろいろなお店があります。
 また、無印良品、マツモトキヨシ、化粧品店、千葉名産(ピーナツせんべい、銚子電鉄のぬれせんべいなど)を売る店も入っています。
 駅弁屋は、万葉軒と言い、1、2番線を除く各ホームの中央と、そのほか構内2箇所にあります。
 東口改札を出てすぐ左に行くと、トイレ、マクドナルドなどがあります。
 一方の西口改札は、改札前にトイレがあるだけで、ほかに何もありません。 
   
●食事をどうするか?  
 千葉駅から体育館まではまったくの住宅街で、大げさに言えば、飲食店は皆無。千葉駅の構造を書いたのは、そのためです。観戦前に食事を済ませたいという方は、駅構内を利用するのがいちばん手っ取り早いです。
 もう少し時間がある方は、東口改札を出ると、右前に階段、左前にエスカレーターがあり、駅ビルペリエの地下食堂街につながっていますので、そこを利用するのも手です。
 また、千葉都市モノレール千葉公園駅周辺も店類はまったくありません。
 JR京葉線千葉みなと駅も、もともと埋立地の工場地帯にできた鉄道、駅ですので、夜、駅周辺は人っ子一人おらず、同様です。
   
●千葉駅から体育館への行き方  
 雑誌やサイトによっては、JR千葉駅から千葉都市モノレール利用と書いてあるものもありますが、駅から体育館までは徒歩9分ぐらい。モノレールの千葉公園駅からでも徒歩5分ぐらいかかりますから、わざわざ乗る必要があるかな?という気がします。
 徒歩で千葉駅から体育館へは地図の@とAのルートがあります。

 @東口改札を抜け駅ビルを出たらすぐ左へ行き、高架下の恐ろしく汚いガードをくぐり、右手階段を上がる。上がったら、目の前の饅頭の「小饅寿」の角を入る。突き当りが中央図書館なので左折。交差点で北西側の道に進み、鬱蒼とした森(護国神社)のすぐ右脇の道を入る。
 階段上からマツモトキヨシの角まで約8分。

 A西口改札を出たら右へ行き、左手の階段を下りる。駅前広場から線路と平行に伸びる道を行く。交差点に出たら右折。マツモトキヨシの角からは@と同。
 階段下からマツモトキヨシの角まで約7分。
 Aのルートのほうがちょっとだけ速いかな、という気がするのですが、食事などの便利さからか、ほとんどの人は@のルートを歩いているようです。

 モノレール千葉駅は、東口改札を抜け、駅ビルを出た目の前。
 モノレール千葉公園駅からは、公園側の階段を下り、球場南側の、公園内の細い自動車道を球場沿いに進み、競輪場の手前で、左側の小さな石段を左へ下り、公園内を突っ切って行きます。なお当然、夜は周辺は真っ暗です。

 京成電鉄千葉駅からは、表示に従ってJR千葉駅東口に出ます。横断歩道を渡り、高架下をくぐりますが、すぐで、人がものすごくたくさん歩いているので、すぐわかります。

 

※「上州屋(釣具)」は閉店しました。(2010年11月25日)

※「小田原屋」は閉店しました。(2011年8月24日)

 

●千葉公園案内  
 さて、これだけではなんですから(笑)、千葉公園自体の案内も載せたいと思います。
 もし、JR千葉駅東口から行くとしたら、南東側の公園入口まで徒歩5分ぐらいです。
 園内には、綿打(わたうち)池があり、ボートにも乗れ、桜のころは、護国神社を含め、千葉市内有数の花見の名所です。特にこれといったものはないのですが、ちょっと変わった遺構などがあります。なお、園内の案内板は、ほとんどどれもハゲていて判読不能です(なんとかせい)。
 また公園周辺もレストランは皆無に近いので、食事を済ませてから行くのがおすすめです。

・大賀蓮…復活した古代のハス。昭和26年、千葉市検見川(けみがわ)の東京大学厚生農場で、大賀一郎博士らによって推定2000年前のハスの実が3粒発見され、うち1粒が翌年見事に開花。それをここで育てている。開花は6月中旬から7月中旬だそう。池のほとりに記念碑が建ち、記念碑すぐ北側の亭のなかにハスに関するごく簡単な紹介資料が展示されている。

・トンネル遺構…千葉公園一体は、昔は、陸軍鉄道第一連隊の演習場だったそうで、これは、そのときのトンネル演習用(具体的に何するの?)のものとのこと。巨大な土管のようです。公園事務所敷地のなかにあり、通常は外から見るだけ。モノレール千葉公園駅の公園側階段をおり、道路を南側に数秒歩くと見えます。道路からは見えますが、公園内からは見えません。

・橋脚遺構…やはり連隊が使用した演習用橋脚。公園南東側からは池の西側を歩き、トイレ左手前。

・蒸気機関車…
C型タンク飽和蒸気機関車。神戸市の川崎車輌(現 川崎重工業)で製造され、昭和36年から44年まで、川崎製鉄千葉製鉄所で、資材の運搬などに使われていたそう。


蒸気機関車


綿打池



大賀蓮記念碑。後ろが亭。亭内にはトイレ有り


トンネル遺構


演習用橋脚。ただのコンクリートの塊にしか見えない

 

●JR千葉駅北側  
 千葉駅北側に関しては、こちらに簡単な紹介があります。
 ここでは特徴のある店の紹介を。

小田原屋…千葉名産の焼きハマグリを売るお店。東口改札を出てガード下をくぐり、左側の階段を上がったら、線路づたいにすぐ。

おおくら…千葉市では有名なケーキ材料の店。小麦粉などの材料から、ケーキの型、書籍など、ありとあらゆるものが売っている。

・KSモデル…千葉市では貴重な鉄道模型の店。入口は一本裏の道にある。水曜定休(祭日は営業)。

・舞・セニョリータ…有名な社交ダンス衣装の店で、テレビ東京「出没! アド街ック天国」でも紹介された。フラダンスなどの衣装もあるらしい。
 飲食店は、もちろんないことはないのですが、定休日に当たることもあるので、あてにするのはお勧めできません。
   
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