パソコン雑記3

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●パソコンで文字を打つ――誤字の話 (2010年5月中旬)
 さて、自分のこのサイトは完全に棚に上げ、今日はエラソーに、ネットにおける誤字の話です。

・拘らず、関らず
 最近、気になるのが、「熱があるにも拘らず外出した」「雨が降ったにも拘らず多くの人が来た」と書くところを「関らず」と書いているサイトが実に多いことです。
 Yahoo!でためしに「拘らず 関らず」で検索したところ、やはり気になっている人が多いらしく、かなりの数のサイトがこのことを論じていました。
ウィキペディアの内容ですら、「関らず」になっちゃっている文章、あるんですよねぇ。
・担々麺(担担麺、タンタン麺)、坦々麺(坦坦麺)
 「拘らず、関らず」に負けず劣らずすごいのが、「坦々麺」です。あるサイトに、「検索サイトで検索すると、正しい『担々麺』より、誤った「坦々麺」のほうが出てくる件数が多い!」と書いてありました(笑)。
 実際、地元のラーメン店(爆)でも看板に堂々と「坦々麺」を掲げている店が2軒あります。テレビでも、「ウチのウリは『坦々麺』です!」と、店の外にこの文字が入った巨大な暖簾を掲げている店が登場!!! もっともこのお店は、「ウチで独自に開発したもので、中国のものとはちがいます!」と言っていたので、これでもいいのかも(笑)。
 実は以前、あるグルメサイト(笑)に、「『担々麺』が『坦々麺』になっちゃってますよ〜」と、メールをしたことがあったのですが、その返事は驚くべきものでした。「だって、パソコンで『たんたんめん』と打ったら、『坦々麺』と出てきたんですぅ〜〜〜!」。
この人はおそらく、「日本国憲法」が「二本国拳法」となっていても、同じように言うんでしょうね。「パソコンでそう出てきたんですぅ〜〜」。
 要するに何が言いたいかと言うと(笑)、この人の態度に見られる、「パソコンで出てきたものは正しい」と思い、そして出てきた文字をまったく検証しない姿勢です。
 昔は違いましたよね。わからない文字があれば国語辞典を引く。実際、「かかわらず」を電子辞書の『広辞苑』で引いたら、当然のことながら「拘らず」と出てきました。今の世の中、この、辞書を引く、という行為自体が失われているのかも。
 もう1つ、パソコンで打った文章は、ブログは当然ですが、個人のサイトの場合、第三者の目が通っていない、というのが大きいんじゃないでしょうか。なにかの製品なら、当然、「検品」という工程があるのでしょうが、それが無い! これが第二の原因だと思います〜。
   
●ホームページにおける「galleryギャラリー」と「リンク集」 (2009年4月下旬)
 下の「『ブログ』の行方は?」でも書いたのですが、筆者は、ブログというものが基本的に嫌いなので、プロレスラーの方のものなど、ごく限られた少数のものしか見ていません。相変わらず見ているのは、昔ながらの形式でやっている「ホームページ」です。
 その「ホームページ」ですが、前から不思議に思っているものがあります。何かというとそれは、かなりのホームページに開設されている「galleryギャラリー」というものです。今、流行りのブログにはもちろん無く、この数年で開設されたホームページにも少ないような気がするので、おそらく、10年前ぐらい、ホームページ開設で流行した形式なのでは?と思います。
 それで、なにが不思議かといいますと、筆者が写真、カメラというものにまったく興味が無い人間だからだと思うのですが、「galleryギャラリー」を設ける意味ってなに? いったいなにがしたいの?ということです。
 「galleryギャラリー」の多くは、管理人さんによる、その分野の、とっておきの写真ということでしょう。たとえばある分野の製品だったら、それを「芸術的」に撮った写真が並んでいます。管理人さんにとってはカメラの腕を見せたいということでもあるのでしょう。
 しかし、筆者は、こういう写真にはまったくというほど興味がありません。たとえ、その製品の写真が見たいと思ったとしても、それは、その製品を買ってみたいが、メーカーやショッピングサイトの写真では、売るために撮られた格好つけた、いいところばかりを撮った
写真で、本当の姿がわからない、もっとユーザーの視点からの写真が見たい! いいと思う製品だが、実際にはそうでないかもしれないし、という場合です。こういうとき、「芸術的」な写真はかえってマイナスで、結局、メーカー、ショッピングサイトと同じような視点になってしまいます。
 ネットで写真を見たい、見る意味が「galleryギャラリー」を開設している方と筆者でまったく異なっているということでしょう。
 もうひとつ、ホームページやブログには、「リンク集」というものが設けられているのがほとんどです。しかし、これに関しても、現在はまったくといっていいほど見ていません。以前は、掲載されているサイトに行ってみたこともあるのですが、行ってみて、自分がいいと思うサイトがほとんどない!(笑)ということがわかってきたのです。結局、自分の「お気に入り」に登録しているのは、検索サイトで自分で検索し、いいと思ったサイトばかりです。
 当たり前のことなんですが、他の人がいいと思っても、自分にとってはそうではない、各人の好みというものはまったく違っているんですよね〜。
   
●懐かしのホームページデビュー時代 (2009年2月下旬)
 数日前、「お気に入り」に登録してあるブログにいったときのこと、つくづく、「このブログのデザインてやっぱり見づらいなぁ」と思いました。
 ホームページを古くから開設している方なのですが、昨今のブログブーム(笑)で、3年ほど前からブログも並行して始めたのです。内容は申し分なくよいのですが、そのデザイン(レイアウト)が極め付きに見にくいのです。
 ブログは、プロバイダのほうで、写真、イラスト、レイアウトなどを用意しているので、利用者は、そのなかから好きなものを選択してページを作っていけばいいのですから、レイアウトの変更は簡単。しかし、この方、開設してから一度もデザインの変更が無く、この分ではこれからも変更はありそうにありません。筆者のサイトのことも昔から知ってくれている方なので、「デザイン変更してはいかがですか?」と提案してみてもいいかなぁと思うのですが、さすがにそれは失礼だし、そう思うほど、視覚的に見づらいのです。
 そのことからふと思いました。自分は、ブログではなく「ホームページ」に対しては、あまりこういう不満を感じたことが無いということを。
 それというのも、「ホームページ」のほうは歴史が古く、筆者がパソコンを買ったのは、1998年ですが、そのころのホームページには、デザインもへったくれも無く、単純、簡単、稚拙なサイトがあふれていたからではないかと思います。そういうサイトを山ほど見てきたので、「ホームページ」にはあまり不満を抱かないのではないかと思うのです。
 また、そういう稚拙なサイトになってしまっていたのには、「ホームページ作成ソフト」自体が数もあまりなく、そこで作れるデザインも非常に限られていたことがあると思います。
 実は筆者はここのほかに、休止状態になっているサイト(※)があり、それを始めたのは、2001年の初めなのですが、開設するときは大変でした。元々オツム自体がトロイのですが、なにせ、最先端のパソコンに関することです。ホームページ作製に関する本を読んでも、技術的にイマイチ自信が無く、隣の県に住む、若い友人の人に、ノートパソコンを抱えて途中まで出てきてもらい、喫茶店で、疑問点を確認したりしました。
 そのとき利用した書籍を見てみると、ほとんどが1998年前後の発行のものです。
 今、古くから開設している方のサイトを見ると、特にデザイン、レイアウトなどに苦労のあとがしのばれます。自分が表現したいことを、限られた選択肢のなかから、どう組み合わせていけばよいのか、それを考えに考えているのがよくわかるのです。
 また、内容はいいのに、画像の画質がおそろしく悪い、というようなサイトもありますが、これはひとえにデジタルカメラの性能が、当時はあきれるぐらい低かったからでしょう。筆者が初めて買ったデジカメも確か、1万画素ぐらいではなかったかと思います。
 まったく、パソコンに関する技術は本当に日進月歩で、個人のサイトでも今は、きらめくような華やかなデザインのものがあふれていますが、トシのせいなのか筆者、そういうサイトに行き当たると、かえって目がチカチカして、見ていると疲れてしまい(笑)、単純なサイトのほうに親しみを感じる昨今です。 



※中国のロックバンドに関するサイトです。万一、興味を持たれた方がいましたら、
こちらです。
   
●「ブログ」の行方は? (2008年7月)
 ここ2年ぐらい前から、ブログ(日記形式のホームページ)が大流行りです。
 実はつい最近ネットを見ていて、小さなことなんですが、ある発見をしました。
 みんな自分のお気に入りのページがあり、たびたび訪問してるものがあると思うのですが、管理人の場合、よく訪れるブログはというと、ほとんどプロレスラーの方たちのものに限られ、一般の人のものはきわめて少ない。そうしたいつも見ているブログを除くと、魅力的だと思い、気に入っていてたびたび訪問しているページは、ほとんどすべといっていいぐらい普通の「ホームページ」形式のサイトだということです。
 このことには自分でも今まで気がつきませんでした。

 なぜかと考えてみると、「ブログ」にはさまざまな欠点があり、また、それぞれのブログの魅力を発見しにくい、ということになるのではないかと思いました。

 まず、視覚的に見て、ブログはどれもこれもデザインが一緒。いちばん上に写真なりイラストがあり、その上にタイトルが載っている。そしてその下に、ダラダラと文章、写真が続く。管理人のセンスと力量でまったく異なったデザインに出来る「ホームページ」とはこの点が大きく違っています。
 視覚的に最初のページが同じですから、最初のページによほど魅力的な写真などが載っていない限り、もっと見てみようという気が起きません。「ガーデニング」というテーマでブログを検索したら、当然のことながらどのブログも花や樹木の写真が載った、似たり寄ったりのものが出てくるわけです。
 各日の最初のほうの文章しか表示されず、「続きを読む」などとなっているブログもありますが、初めて訪れたブログが平凡そうだとしたら、いちいちそんな面倒なことをして見ていく人もいないでしょう。写真の大きさも限られてしまいますから、インパクトも与えにくいと思います。
 次が、ブログの閲覧効率の低さ。「ホームページ」なら、表紙や最初のページに、下層にはどんなものがあるのかカテゴリがずらっと並び、どんな内容のサイトなのかだいたいわかりますが、ブログではこれがない。どんな内容のものなのか知ろうとすれば、前のページ、前のページへと延々とくっていかなければならず、非効率がはなはだしい。「テーマ」というものによって今まで書いたものを分類しているブログもありますが、テーマで検索したとしても、やはり、またまたページをくっていかなければなりません。
 ブログは日記ですから、当然と言えば当然なんですが、これでは本物の日記帳となんらかわりがありません。本物の日記帳は、外見は書籍とあまりかわらず、表紙の色とデザインが違うだけ。そして内容はよく読んでみないとわからないわけです。
 また、毎日更新するから当然なのかもしれませんが、それぞれの日の内容が薄い、というのもブログの欠点ではないかと思います。どんなテーマにしろ、毎日劇的なことがあるわけではないし、もし、それほど劇的なことのある毎日を送っている人がいるとしたら、忙しくて、とてもブログなど書いていられないのでは?(笑) また不思議なことに、これは管理人が見た範囲ですが、たまにしか更新していないブログも、それでは劇的なことのあったときだけ書いているかというと、これまた平凡なことしか書いていないんです(笑)。

 この点、芸能人やスポーツ選手の方のブログの場合は、ファンの人が、今日は何をしたんだろう、何を考えているのだろう?と思って読むわけですから、視覚的に特徴がなくてもいいし、閲覧性というのもほとんど問題にならないでしょう。「今日はラーメンを食べた」ということしか書いていなくても、ファンはそれで嬉しいわけです。

 ブログのよさは簡単に運営していけるということでしょう。「ホームページ」では結構大変です。全体の構成、下層のカテゴリなど考えなければならないことがたくさんあり、デザインを重要視する人は、それも考えなければなりません。リンクも貼り忘れないように(笑)しないといけないし。
 つまらないホームページはたくさんあるし、ホームページにしろブログにせよ、所詮自己満足の世界です。しかし、何年か先、ブログはどうなるんだろう?とふと考えました。

 
   
●理数系の頭 (2008年6月中旬)
 「パソコン雑記2」の「ホームページ作成に見る「男」と「女」etc.」で、ホームページを作るにあたっての男女の違いを書いたのですが、あれから少し考えて(笑)みたところ、自分のなかでは解答のようなものが見つかりました(大丈夫か?)。
 それは、男性には、理数系の頭を持った人が多い!のではないか???ということです。
 理数系で、なんといっても大切なのはデータでしょう。いくら、「癌に効く新薬を発明しました!」「時速300キロの車を開発しました!」といっても、「なんとなんという成分を何ミリグラム混合」とか、「エンジンと車輪のこことここを何ミリ」というようなデータがなければ、誰も信用はしてくれませんし、そもそも、データを上げずにそんなことを言う人はいないでしょう。
 今では女性でも、理数系を学んだり、仕事をする人は増えたでしょうが、やはり男性の数のほうが多いでしょう、その違いが出ているのではないかと思いました。
 また理数系ではデータと同様、「何を何分冷やしたあと、次は何をどうする」といった、「過程」が重要でしょう。
 工作やどこかへの行き方などをしっかり記述している人は、この、「過程」を重要視しているのはないかと思います。
 自分自身でもちょっと飛躍のしすぎというか、こじつけのような気もするのですが、女性はあまり、「過程」を重んじないのかも?と思いました。どういうことかと言うと、どんな化粧法を取ろうとも、パッドでいかに胸を膨らませようとも(爆)、大切なのは、そうした「過程」ではなく、あくまでも出来上がった、美しい「表面」と「結果」。それが、「過程」を全然紹介せず、商品や作ったものなど、つまり「表面」と「結果」を得意げに見せていることになっているのかも?と思いました。
 もちろん、これは筆者が見た範囲での分析です。男性でも、「結果」だけを得意げに見せている人はたくさんいますし、女性でも信頼性のあるサイトを作っている人はいますので、誤解のありませんように。
   
●サイトにはちゃんとリンクを貼ろう! (2008年3月下旬)
 ネットには、Yahoo!をはじめ、さまざま検索サイトがあり、本当に便利な世の中になりました。
 なにか調べ物をしたいとき、だらしがなくて、床のうえに、本や雑誌を積み上げている筆者などは、そのなかに資料があることがわかっていても、探し出すのが面倒で、つい検索サイトを利用してしまっています(笑)。
 ところでこの検索ですが、会社「○○○○」とか、レストラン「△△△△」など、はっきり企業名などがわかっている場合は、その名前で検索すれば、ホーム(表紙のページ)が出てきますが、もっと細かい検索条件をつけると、表紙が出てくることはむしろまれで、もっと下の階層のページが出てきますよね。
 しかし、せっかくページが出てきても、いざホームに行こうとしたら、ホームへのリンクが貼っていないページが結構多いと思いませんか。
 実は最近、この、ホームへのリンクが貼っていないがために、ずっとホームだと思い込んでいたページが、実はホームではなかった!(笑)という経験をしました。
 そのページを見つけたのは、もう1年半前ぐらいになります。内容が豊かなので、「お気に入り」に登録し、平均すると月に3回ぐらい訪れていました。
 ところが! つい最近、全然別の件で検索をし、行ってみたページからホームをたどると、どこかで見たようなデザインのホームが出てきたのです! そのデザインはかなり独特だったので、これってもしかして?と思って、いそいで下層へのリンクをクリックしてみると、やっぱり!!! 今まで筆者が「お気に入り」に登録していたページが出てきたんです! 筆者が今までホームだと思い込んでいたページはホームではなく、その下の階層のページだったんです。そのページは、デザインも凝っていて、内容も豊富なので、てっきりホームだと思い込んでいたんです。
 本当のホームが見つかったおかげで(笑)、1年半ぶりに、その作者のプロフィールや、もっと別の分野の内容もある、ということがわかりました。
 ホームページを作られている皆さ〜〜〜ん、ホームへのリンクはちゃんと貼りましょう〜〜〜!(笑)
 また逆に、ホームへのリンクはちゃんと貼ってあるが、こんどはホームから今まで見ていたページに行こうとしても、あまりにリンクの選択肢が多かったり、階層が深すぎて、戻れない!ということも多いですよね。
 まあ、ホームページ作りというのはなかなか大変です。ページが増えてくると、今までの階層構造ではまずい! 構造を変えなくちゃと思うのですが、そうすると、すべてのページのリンクを貼り変えたりしなければならなくなったりします。そうした作り変えに失敗したのか、リンクをたどってもページがない!というサイトもありますね。
 皆さん、お互い頑張りましょう!
 
   
●筆者もとうとう、eBayデビュー! (2008年3月下旬)
 今は、ネット商店やYahoo!オークションなどを利用して、本当にいろいろなものが買えたり手に入ったりする時代になりました。実に便利な世の中になったものです。
 いまさら言うまでもないことですが、筆者でいちばん助かっているのは古本でしょうか。昔は、あるかどうかもわからない古本を探して、古書店をはしごしたものです。
 しかし、いくらいろいろなものが買えるといっても、やはりその国でないと手に入らないものもありますよね。当たり前ですが、着物(和服)を海外で買おうとしても、まったく売っていないか、仮にあったとしてもほんの少数でしょう。
 そうした、その国でしか売っていないもの、あるいは日本より安く買えるものを求めて、筆者もとうとう、海外のオークションサイト、eBayを利用するようになりました。(アメリカのサイトは
こちら
 実は、英語は全然ダメだし、長い間、とても利用する勇気がなかったのですが、ある日、どうしてもほしいものが出てきたのです。幸い、その品物は、オークションではなく、出品者の言い値で買える“Buy it now”でした。日本のYahoo!オークションで言う「希望落札価格」というやつです。
 これだったら、普通のネット・ショッピングとほとんど同じだろうから、買えるかもしれないと思いました。支払いは、外国からの支払いなので、当然、クレジットカード決済です。
 恐る恐る、まずはユーザー登録です。さすがに、自分の名前や住所ぐらいは書き込めますから、無事!登録終了!(笑) そして、いよいよほしい品物のページに行き、購入のボタンを押しました。やってみると、ネット・ショッピングと変わりませんから、意外と簡単で、品物も無事、届きました。
 そして、そのうち、だんだん大胆になってきて(笑)、とうとうオークションにまで手を出すようになったのです。
 言葉というのは不思議なもので、その仕組みがわかっていたり、自分の専門分野のことだと、それ以外のものより、はるかに見当がつくものです。
 海外のオークションも、仕組みは日本と同じ。筆者も日本のオークションをずっとやっていましたから、やっていなかったら見当もつかない単語や文章も想像をつけることができました。
 問題は、なにかトラブルが起こったときですが、自分の英語の能力を考えて、ややこしそうなことが書いてるものには手を出さないようにしています。
 実は一度、出品者からメールが来て、1回読んでみただけでは何が書いてるかまったくわからず、何が起こったんだろう!と大いに焦りました。しかし、よく読んでみると、送料をもらいすぎていたので差額をお返しします、という誠実なメールだったのです。おそらく非常に丁寧な文章表現を使っているのでしょう、最初は全然理解できませんでした。
 また、日本のオークションとかなり違う点もありました。
 まず決済は、必然的にクレジットカード決済になりますから、日本の「Yahoo!かんたん決済」に似た仕組みの「PayPal」というのを利用することになります。
 また、発送方法は、品物が大きくて船便にしてほしいとか、なくなるといやなので書留にしてほしいというのをのぞけば、これも必然的に普通航空小包になります。
 したがって、日本のオークションで経験するような、やれ、支払い方法はどうしますか?だの、発送方法はどうしますか?だのといったわずらわしいやり取りはしなくてすむんです。
 落札したあと、出品者がPayPalに手続きをすると、PayPalから自分のところに、品物の値段と送料が書かれたメールが届くのでそれを待つ、メールが届いたらメール内の支払いのところをクリックすると、支払いサイトが出るので支払う、あとは届くのを待つばかり、となります。
 日本のように、出品者から、支払いを確認しましたとか、品物を発送しましたというメールも通常は来ません。海外のサイトのほうがすべてにビジネスライク。これは、個人の出品者でも同じでした。わずらわしいメールのやり取りが不要ですから、海外のオークションのほうがいいなと思うほどです。
 現在のところ、唯一面倒だと思っているのが、PayPalの住所表示です。PayPalもいちばん最初は登録が必要で、そのとき、日本語表示のページが出てきたので、深く考えずに、そのまま登録をしたら、こちらの住所表記が日本語になってしまったらしく、出品者からいつも、「住所が読めませ〜ん」というメールが来るんです。訂正方法は不明です。それで、PayPalで支払ったあと、メールで、英語表記の住所を出品者宛に出しています。
 あとひとつ、eBayをやってみてよかったと思うのは、暇つぶしになることです(笑)。夜、面白いテレビもないし、やることがない、などというとき、なにかいいものはないかと見ていると、飽きることがありません(笑)。

 

   
   
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