健康  乳腺症体験記

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  ※文章のなかには、科学的、医学的に正しくないことが含まれているかもしれません。その点をお含みおきのうえ、お読みください。
●更年期障害対策が裏目に?!
 2002年8月下旬、突然、胸(乳房)が痛くなりました。尋常の痛さでなく、これはおかしいと思い近くの外科に行き、超音波のようなもので身体のなかがわかるエコーという機械で診てもらうと、乳腺に体液がたまっているとのこと。病名は「乳腺症」と言われました。
 薬は特に出ず、生活も普通でいいとのことでしたが、そんな病名を聞いたのは初めて。家に帰り、医学ブックやネットで検索してみると、「乳腺の良性疾患」「ホルモンバランスが崩れ、卵胞ホルモン(エストロゲン)の過多で起こる」「乳腺の老化、退縮(!)」「40代の女性に多い(!)」「ストレスによって発症することがある(!)」などと出ています。医者が薬もくれず、注意点もないし、「まれに乳癌に移行することがある」という以外、心配することはないようでした。
 しかし、なぜ突然、乳腺症になったかというと、心当たりがありました。発症する3カ月ぐらい前から、エストロゲン様の作用を持つ大豆イソフラボン(錠剤)やざくろジュースなどを飲んでいたのです。なぜ、こうしたものを飲みだしたかというと、雑誌やネットなど色々なところに、更年期障害は女性ホルモンの減少が原因、それの対策には、こうしたものを服用するといいと、出ていたのです。
 飲みだした時点で、更年期障害と思われる症状は出ていませんでしたが、筆者は更年期障害に対し、非常に恐怖を抱いていました。更年期障害は自分で身体のコントロールがきかず、勝手に色々な症状が出るようです。もともといたって健康で、生理痛などというものもまったくといっていいほど感じたことがなく、身体の不調というのがなかったので、よけい、強い恐怖心を感じるのかもしれません。それが、大豆イソフラボンやざくろを摂取すると、防止や緩和することができると出ています。トシもトシだし、女性ホルモンも減ってきているはず、今から飲んでおけば、更年期障害対策はこれでバッチリ!!!(笑)と思い、さっそく飲みだしました。突然便秘になって、これも更年期障害の一種かと思っていたことや、バストが下がってきたことなども気になっていました。エストロゲンはバストの成長をうながす作用もあるそうです。
 しかし、どうやら筆者の場合、それが裏目に出たのではと思い、とりあえず、大豆イソフラボンもざくろジュースも摂取をやめました。行った外科でそのことを聞いてみたのですが、そこのお医者さんはその方面の知識がなく、わからないのです。
 その後、胸の痛みはだんだんおさまってきて、2003年になるとほとんど気にならなくなりました。それが3月になってまた大豆イソフラボンを飲んだためか、非常に痛み出したのです。なぜ大豆イソフラボンをまた飲んでしまったかというと、1月下旬頃から、突然、顔にニキビができるようになったのです。ニキビにいいというビタミンBを1カ月ぐらい服用しても、皮膚科に行っても、若い頃のニキビと同じように、直ったと思ってもまた出てきてしまいます。ニキビは一般に男性ホルモンの過多で起こるというので、これも女性ホルモンが減ってきているせいかと思い、大豆イソフラボンで直るかなと思ったのです。
 胸の痛みが再来したので、今度は乳腺専門の医院に行ってみることにしました。ここでも乳腺症に関しては薬も出ず、まったく問題はないようでしたが、大豆イソフラボンやその他のエストロゲン様の作用を持つものに関しては、乳腺を活発にするので、痛みに関して言えば、飲まないほうがいいと言われました。また、更年期障害に効くかということに関しても、一人一人の体質があるので、エストロゲン様のものが一概にいいとは言えないとのこと。自身の体験から言えば、大豆イソフラボンやざくろジュースを飲まなければ、乳腺症の発症もなかったのかな、と思いました。
 それよりも、この診察で問題になったのは、乳癌に関してのほうでした! まだ乳癌ではないのですが、レントゲン撮影をしたら、怪しい斑点が見られるので、半年に一遍、診断に来るように言われました。そして、「肥満は厳禁!」、肥満にならないよう「運動をすること」と言われました。やれやれ、これもトシってことですかね。トホホ。
   
●乳腺症に関するサイト
 
これ以外にも必ず複数のサイトを参照されることをおすすめします。

乳腺症とは
川上診療所
   
   
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