以下は、お人形のドレス作りに興味がある方向け。
製図の知識がない人間にとって、お人形のボディにピッタリの型紙を作るのは本当に難しいですね〜。
いつも型紙は、スタイルブックの製図をパソコンのスキャナでスキャン、プリントアウトしたものをボディに当てて修正したりして作っていますが、今回は身体にぴったり作りたかったので、とりわけ何回かやり直しました。
しかし、まあまあ身体にピッタリとはなりましたが、バストポイントは合わせたつもりだったのに、縫いあがってみたら、バスト脇のカーブの先端がバストポイントより上になって、見事にずれていました(笑)。
この、袖ぐりからバスト横を通り、ウエスト下まであるダーツを改良するのはいちばん難しいと思います。なにせ、そもそも、元の製図を見たって、どういうふうにこの線を決めているのか、全然わからないんですから(笑)。
それと以前は、前身ごろだけ修正すると、すっかりくたびれてしまい(笑)、後ろ身ごろはおざなりになってたんですが、後ろ身ごろもちゃんと作らないと身体にピッタリしないということがやっとわかったので(大汗)、今回は後ろ身ごろも頑張りました。
下の左側は1回目に作ったもので、元の製図がこれとは違うものです。しかし、なんか、オバサンぽいというか野暮ったいのでボツ。どうも、元の製図自体がオバサン・ラインになっているような気がします。最初の製図選びも重要ですね。
右は以前、「現行バービーちゃん」に作ったもので、また、元は別の製図です。ウエストから下はダーツがないです。 |
それと、もう1つは生地の問題。
リカちゃんや、バービーちゃんでも「グレイト・シェイプ・バービーちゃん」のように可愛いタイプなら綿でもいいのですが、大人顔のバービーちゃんに綿の生地だと、管理人のセンスでは、どうしてもサン・ドレス(サマードレス)といった雰囲気のドレスしか作れないです。
やっぱり化繊でないと〜。
でも、柄や生地の種類など、お人形に合うような化繊の生地を少量だけ買うって難しいんですよね〜。 |