●茶色髪ケンくん2  

 

綿のシャツとパンツです。

左:実はこの服、本来は右側の金髪ケン君のために作ったのですが、上下ともサイズがちょっと小さめなので、こちらの茶色髪ケン君に着せることにしました。襟ぐりはかなり小さいです。
ボディは右側のケン君に較べ、ひとまわりまではいかないのですが、0.5まわりぐらい小さいです。
製図は金髪ケン君ともすべて『文化ファッション講座 男子服』(文化出版局)(「レゴラスくん2」参照)を利用しています。

右:このケン君は肌の色が違うだけで、スティーブン君(「スティーブンくん1」参照)とまったく同じボディです。
どうも腕の付け根が太いようで、胸囲などに合わせた製図そのままでは袖ぐりが小さすぎて袖が上までちゃんと上がりません。そのため、人形を買ったときの既製服にトレーシングペーパーをあてて写し、それに合わせて製図を調整しました。袖ぐり優先で拡大すると、首周りもちょうどいいのですが、肩幅、身ごろ幅などは巨大になってしまうので、トレーシングペーパーに合わせ、水平にずらして縮めました。
ズボンは股上をやや浅くしています。
ところでこの金髪ケン君、顔の幼さに較べて、ボディがたくましすぎるように思います。年齢の設定は高校生だと思うのですが、白人の人といえども、その年齢の男の子って、もっと痩せてひょろひょろしていますよね〜。なんか顔とボディがアンバランスです〜。
(2008年8月26日以下同)

 

さてここは「Ken's Cafe」(「金髪ケンくん1」参照)の従業員休憩室です。
仕事の終わったケン君二人は、家に帰っていると間に合わないので、ここで北京オリンピックの閉会式を見ることにしました。時差の関係で実況ではなく、録画放送です。レゴラス君、スティーブン君も来る予定です。

※実は二人のケン君、買ってずいぶんたつのですが、膝が曲がることに今頃気づきました!(大汗) スティーブン君と同様に少しだけ曲がります。それで椅子に座れるので、このシーンをやってみようと思いました。
ただ膝はものすごく硬く、曲げるのに骨が折れます。特に左のケン君は曲げたあと手が痛かったほどです(笑)。
 
レゴラス君(左)とスティーブン君がやってきました。




机は以前、100円ショップの板で作ったものの脚を取り去り、「エポキシクレイパテ」でタミヤの8mmパイプを付け、ラッカーで着色。上には白のクリアボルダーを切って貼り付けています。椅子は自作品(「板長さん2」参照)。
ビール、ピザ:メガハウス「みんなでカンパイ!」の「みんなでわいわい」。
ポテトチップス:リーメント「ぷちスーパー」の「ついつい買っちゃう」。
テレビ:「ケリーちゃんのお部屋」参照。
テレビを載せている台:100円ショップのケースなどで自作。
 
閉会式が始まりました。
 
みんな熱心に見ています。


3人の肌の色は、右に行くにしたがって白くなっています。

 
次のオリンピック開催地はロンドン! 実はみんなこれが見たかったんです。
ロンドンの2階建てバスが登場しました。
「このバス、どうやって運んでいったんだろう?」と言っています。


画面はネットで探したものをプリントアウトして貼り付けています。
 
女性歌手のレオナ・ルイスとレッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジも登場です。
 
「おっ、ベッカムだ!」
サッカー選手のベッカムの出現に場内が沸きかえっています。
 
「ところでイギリス、いくつ金メダルを取ったんだっけ?」
「確か19だよ」
「アメリカは?」
「36じゃないか?」
「ロンドンでは……」
「イギリスは……」
 
男ばっかりの(笑)オリンピック談義はこうして続くのでした。
 
 
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