ベルギー旅行9 (2010年10月20日〜28日)
ベルギー雑感

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●ベルギーの人々1  
 管理人、今回が初めてのヨーロッパ。
 ベルギーって日本では、ほとんど知られていませんよね〜。あまり知られていない北欧の国々でさえ、白夜、フィヨルド、高い社会保障制度、サンタクロースなど、イメージはあると思うのですが、ベルギーはそうしたイメージすら無いと思います。
 それなんで、ベルギーの人々って、どういう外観かというイメージもありませんでした。
 行ってみたところ、外見は、筆者の頭のなかにあったフランス人のイメージでした。ラテン系だけれど、イタリア人とはまた違う感じ。髪は黒い人も多かったです。
 一般に白人に描く、金髪に青い目とは違うと思いました。背も高くありません。
 また、アメリカと違って、太った人はほとんど見かけなかったです。
 
 そしておしゃれ! 特に女性は、10代のころ、ファッション雑誌で見たパリジェンヌのイメージそのものです。管理人と同じ世代の方は、雑誌で特集された「リセ」「リセエンヌ」というのを覚えておられる方も多いでしょう。向こうの高校生らしき女の子はまさにそのイメージです! そして中年の女性もおしゃれな人が多い! 土曜日などはご主人と一緒におしゃれして、どこかに出かけるのか、思わず「写真を撮らせてください!」といいたくなるような方をずいぶん見かけました! もちろんご主人のほうも格好よくて(笑)おしゃれです!
 ラフな人もいるけど、それでもキチンとしていて、だらしない感じは全然ありません。
   
●ベルギーの人々2  
 黒人の人が多いというのは聞いていたので、この点は予想通りでした。ヨーロッパは昔、アフリカを植民地にしていたので、その関係で黒人の人が多いらしいです。
 意外だったが、顔の周りをすっぽり布などで覆った、イスラム教徒の女性が多かったことです。中東などから移民してきたのでしょうか。
 それと、中国系と思われる人は見かけましたが、まったく見かけなかったのが、韓国系の人です。韓国料理店も1軒も見ませんでした。アメリカのニューヨークではコリアン・タウンがあるほどなので、アメリカとはやはり違うのですね。
 総じて東洋系の人は少ないのですが、しかし、じろじろ見られるなどというのはまったくありません。日本だと、小さな町だとやはり白人、黒人の人は注目されますが、そういうことはまったくなかったです。
 歩いた範囲は限られていますが、はっきりホームレスだとわかる人も一人も見かけませんでした。こうした点もアメリカとは大違いでした。
   
●とうとう食べなかった「ベルギー料理」  
 知られていないベルギーの国ですが、「ベルギー料理」というのも、これまた日本では知られていないでしょう。「ベルギー料理」ってあるの???と管理人も思いました(笑)。
 で、『地球の歩き方』を事前に見たら、一応はありそう(笑)。でも、「ウナギのグリーンソース煮」とか、日本人には馴染みの無いものばかり。正直言って、どれもおいしくなさそうで(ベルギーの方ごめんなさい!)、食べてみたいと思うようなものがひとつも無かったんです。
 それで初めから、食事には期待しませんでした。
 それと、アメリカに行ったときもそうだったのですが、まず、その店がレストランなのか喫茶店なのかわからない! レストランだとしても、これまたどんな料理ができるのかさっぱりわからないのです。一人だからレストランに入りにくいというのもあります。
 いちばんいいのは、昼食のとき、「ランチlunch」と出た店に入ることだと思いました。「lunch」という単語だけ、なぜか英語で書いてあるので(笑)、この店はランチありとわかるんです。ただ、日本人はランチをゆっくり取る習慣が無いし、まして観光で来ているので、ついつい先を急いでしまいます。それでとうとう「ランチ」も食べませんでした。
 結局、アメリカと同様、テイクアウトもできるような店で、サンドイッチばかり食べていました。ただし、パンは食パンではなく、フランスパンです! 向こうの人も昼食はサンドイッチのことが多いらしいです。さすがに本場だけあってサンドイッチの値段は安いです。
 あと、スープというのはあまり飲まないのかも??? サンドイッチ屋さんでスープはあるかと聞いたのですが、無い店が多かったです。
 大都市だと、マクドナルド、サブウェイサンド、スターバックスはありましたが、ケンタッキーフライドチキンは無かったです(笑)。ハンバーガーはあまり食べないよう。ホットドッグもほとんど見かけませんでした。日本と較べ、アメリカの影響は非常に少なさそうでした。


 ところで、2、3日たつと、ラーメンのようなものが食べたくなってきました。考えてみたのですが、これは決して、日本やアジアの味が恋しいというのではなく、あまり噛まずにズルズルと食べられるものが恋しいということではないかと思いました。
 向こうは主食がパンで、日本の主食であるご飯に較べボソボソしていて噛むのに力が要ります。それを3食食べているので、口やあごが疲れてきて(笑)、楽に口のなかを通ってくれるものが恋しいのではないかと思いました。
 きっと欧米の人ってあごが丈夫でしょうね(笑)。

 

食べかけですみません!
ベルギーで最初に食べたサンドイッチです。
生ハムや野菜だったと思います。
パンは日本のフランスパンと較べると非常に小さいです。
「Panos」というチェーン店のもので、あちこちに店があります。駅構内に入っていることも多いです。3ユーロ。日本の白金などの気取った店で食べたら1200円ぐらいするかも?(笑)
コーヒーは1.8ユーロでした。
 
これは別の店のもので、スモークサーモン。やはりパンは小さく、3ユーロぐらいでした。
 
これはイタリア料理の惣菜店でテイクアウトしたもの。4.12ユーロ。
後ろはエビアン水とリプトンの甘いグリーンティー。この二つで1.8ユーロでした。

ちなみに日本のようなアイスコーヒー、アイスティーというのは無いようです。ある店でアイスティーがあるというので頼んだら、リプトン制の瓶詰めの甘いアイスティーが出てきました。しかし、日本の缶入りアイスティーなどとはまったくの別物で、非常にまずかったです!(爆) 

 

●ドアが重い!!!  
 つまないこと書いてすみません(笑)。 
 でもこれ、実感なんです!!!
 ヨーロッパのほかの国でもそうかもしれません。
 日本の感覚でドアを押しても開かないんです! 閉まっているのかと思ったときも多かったです。
 重いというか硬いんですね。
 もしかしたら、向こうは石造りの建物だし、冬が長く寒いとか、そういう理由があるのかもしれません。
 なんか、東洋人はドアも開けられないのかと思われたんじゃないかというときもあって、「そうじゃないんです! 日本と較べドアが硬いんです!」と釈明したくなるときもありました。
 皆さんは、閉まっていると思っても、もう一度力いっぱい押してみてください!!!!(笑)

 

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