●ブリュッセルに「上京!」 | |
さて、ベルギー2日目は、宿はそのままに、列車でブリュッセルに向かいました。首都に行くわけですから、いよいよ「上京」(笑)です! 空港からリールに行くとき利用した列車の反対方向のに乗車。この列車は1時間に1本。あまり早くブリュッセルについても寒いだけなので、9時39分発のに乗りました。 リール駅を発車すると、すぐ農村風景。トウモロコシ畑みたいなの、大きな温室、牛がいて馬がいて、鶏が見えます。家の形が違うだけで、日本と同じような風景です。 地面は平坦。線路は高架のように高い位置にあるところもありましたが、コンクリートで作った高架ではなく、盛り土、または自然の地形を生かしたものではないかと思いました。 2等車は座席はビニールシートで、通路をはさんで、ボックスシートが並んでいます。車内は結構混んでいましたが、1駅で降りる人も多く、入れ替わりが激しかったです。 そして今度はブリュッセル中央駅で降りました。 |
ホームでは、ホームの写真を撮りたかったのですが、どのホームにも人がいません。一緒に降りた人たちも、すぐに上のコンコースに上がって行ってしまうので、危険かもと思って管理人もすぐに上に向かいました。 駅の構内では、日本だと、こっちの出口を出るとどこへ行けるかと出ているのですが、ベルギーってそういうのは全然無いみたい! ま、アルファベットなので、見逃したってこともあるんですが、この点は日本と違いますね〜。それで、駅を出てからは勘にしたがって進みました。 |
リール―ブリュッセルの切符。うっかり往復券が買えることを忘れて、片道切符を買ってしまいました。 |
ブリュッセル北駅で買った帰りの切符。フランス語表記になっている。 |
ブリュッセル中央駅。ここを出て、左に回りこむようにすると(駅の裏側)、王宮などの見所へ行ける。 |
中央駅の列車案内板。地上と同じ階。プラットホームからは上の上の階だったような気がします。 案内板に向かって右手に有料トイレ(0.4ユーロ)あり。 案内板の左手が上の写真の出口です。 |
出口を出ると目の前にある建物。ホテルらしいです。 中央やや左の灰色のゲートをくぐると、グラン・プラス方向です。 |
上の建物にあるシティバンクの支店。 ここでシティバングのキャッシュカードを使ってユーロをおろしました。 カードを入れると言語選択の表示が出るので、日本語で操作可能。 |
アルバート1世王立図書館横をあがり、北西方向を見たところ。高い尖塔がグラン・プラスの市庁舎です。 |
上の写真からさらに上に上がるとロワイヤル広場。そこに建つ建物ですが、なんなのかは不明(笑)。 これに向かって左に回りこむと王宮に行けます。 |
ロワイヤル広場から見た最高裁判所。 |
右が王宮。左はブリュッセル公園。 |
王宮。 下も。 |
左が王宮。右がブリュッセル公園。 |
王宮の東の門?? 馬に乗っているはレオポルド2世騎馬像だと思います。 |
ロワイヤル広場から最高裁判所に向かい右手にあるのが、王立美術館。 このように日本語表示あり。 |
さらに進むとノートル・ダム・デュ・サブロン教会。いかにもヨーロッパっていう感じですね〜。 |
最高裁判所。 |
最高裁判所に向かって右手にテラスがあり、市内が見回せます。 残念なことにすぐ前の建物が邪魔(笑)。 |
上のテラスからは、中央駅に向かって坂を下りました。その途中にあった日本料理店。 この界隈は非常に雰囲気がよいです。 |
●グラン・プラス | |
中央駅前に戻り、今度はブリュッセル最大の見所、グラン・プラスに向かうのですが、どっち方向なのか、なにせ標識もなにもありません! ヨーロッパでは美観を保つために余計な標識は立てないと聞きました。ベルギーでは、人がたくさん歩いていく方向に行くのがいいみたいです(笑)。 |
で、グラン・プラスですが、この日はすごい観光客の数でした。日本、中国、韓国の団体ツアーも来ていました。 |
グラン・プラスを取り囲む建物。 以下同。 |
市庁舎。 下も。 |
広場近くに有料トイレ(0.5ユーロ)あり。 |
グラン・プラスから南西に5分ぐらい歩いたところにある小便小僧。 |
お土産屋さんの前に立つ小便小僧のマネキン。 |
グラン・プラスのすぐ北東側にあるギャルリー。ギャルリーとはショッピングアーケードのことだそう。ここはヨーロッパで最初にできたギャルリーとのこと。 ただし、有名ブランド店が入っているわけでもなく、ものすごくさびれていて、空きテナントもあるほど。これも世界的な経済不況のせいでしょうか。 |
グラン・プラス北側のモネ劇場。オペラなどが催されるそうです。 |
モネ劇場のある、ヌーヴ通り。(たぶん)ブリュッセル一の繁華街。若者向けのショップが並んでいました。 |
ヌーヴ通りにある、デパート「INNO」。「INNO」はベルギー各地にありました。 3階か4階にセルフサービス式のフードコートがあり、管理人はそこで食事しました。自分で選んだり、指差せばいいので割と便利です。 なお、ベルギーでは日曜はデパート、ショッピングセンター、スーパーは基本的に休み。 このデパートも日曜は定休。営業日も夜7時ごろには終わってしまいます。 |
これが食べたもの。スモークサーモンです。確か12ユーロぐらいだったと思います。 このフードコートは近くのサラリーマン、ウーマンらしき人たちでにぎわっていました。 |
●ブリュッセル北駅 | |
さて、この日最後はブリュッセル北駅です。 後日、リールからブリュッセルに宿を移すのですが、宿は北駅のすぐそば。しかし、ガイドブックを見ると、北駅はスリ、ひったくりなどが多く、かなり危険な様子。また、駅東側は赤線地帯だそう。それで、駅から宿への道がどうなっているかなどの確認をしました。 一言で言うと、古い駅のせいか、暗く陰気で、雰囲気はかなり悪いです。 管理人は被害は無かったものの、駅内で得体の知れない若者に声をかけられ、しばらく後ろをついてこられました。皆さんも十分ご注意を! |
A:駅外観撮影位置。C:ガード下のスーパーマーケット(閉店時間は不明だが、夜はとてもじゃないが行く気がしない) b:宿泊したCHAOCHOWホテル。a:ショーウインドウのなかに下着姿の女性(!)がいる赤線通り。b、cの道は気味が悪かったので歩いていません。 駅内の水色の線は通路。改札は無いので東西通り抜け可能。 |
時計塔のある北駅。(地図のAから撮影) 北駅は高架駅。右の灰色の建物の上が線路。 写真いちばん右側が駅東側に抜けるガード。とても陰気で夜はかなり気をつけたほうがよさそう。 |
上の写真から前に進んだところ。 正確に言うと、右2つの入り口が鉄道駅。 その左の緑色のオブジェがある建物はいわゆる駅ビルで、1階に飲食店とプレメトロへのエスカレーターなどがある。中央通路へはここを通る。 天井が低く、とても陰気。飲食店は日曜は閉店の店が多い。 さらにその左はバスターミナル。 |
CHAOCHOWホテルの部屋から撮影した駅と線路。 左側が南。 写真いちばん下が、上の上の写真のガードをくぐりぬけたところ。 |
駅の中央通路(地図の3本ある水色の線の真ん中)。 北駅は12番線まである。西が1番線、東が12番線。 案内板に向かって右手が切符売り場。 3本ある通路はどれもとても暗く陰気。 中央通路には有料トイレ、売店、待合室などがあるが、ほかの通路には無い。 |
中央通路の各番線の下にある案内板。 その番線から出る次の列車を掲示。 行き先はオランダ語、フランス語両方。 赤の文字は遅れの分数を示している。 ほかの通路は、総合案内板だけで、このような各番線下の案内板は無い。 北駅から乗るなら、中央通路を利用するのが確実そう。 上りエスカレーターがあるのも中央通路のみ。ただし、階段のみの番線あり。 |
プラットホームにある番線ごとの案内板。 途中停まる駅名、遅れも表示される。 こちら側がオランダ語表記。 |
裏側はフランス語表記。 |
各車両には1等車か2等車かがでかでかと書かれている。 |
ICなど高級列車には車内に行き先の掲示あり。 各駅停車などだと無い。 |
プレメトロの切符売り場。 プレメトロは行き先によって降りるエスカレーターが異なる。 |
プレメトロの刻印機。車内にもあり。 |
駅すぐ東側は赤線地帯! このような店が並ぶ。 |
ここがCHAOCHOWホテル北側の赤線通り!!(地図a)。 |