ベルギー旅行3 (2010年10月20日〜28日)
10月22日(金) ブリュッセル観光

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●ブリュッセルに「上京!」  
 さて、ベルギー2日目は、宿はそのままに、列車でブリュッセルに向かいました。首都に行くわけですから、いよいよ「上京」(笑)です!
 空港からリールに行くとき利用した列車の反対方向のに乗車。この列車は1時間に1本。あまり早くブリュッセルについても寒いだけなので、9時39分発のに乗りました。
 リール駅を発車すると、すぐ農村風景。トウモロコシ畑みたいなの、大きな温室、牛がいて馬がいて、鶏が見えます。家の形が違うだけで、日本と同じような風景です。
 地面は平坦。線路は高架のように高い位置にあるところもありましたが、コンクリートで作った高架ではなく、盛り土、または自然の地形を生かしたものではないかと思いました。
 2等車は座席はビニールシートで、通路をはさんで、ボックスシートが並んでいます。車内は結構混んでいましたが、1駅で降りる人も多く、入れ替わりが激しかったです。
 そして今度はブリュッセル中央駅で降りました。 
 ホームでは、ホームの写真を撮りたかったのですが、どのホームにも人がいません。一緒に降りた人たちも、すぐに上のコンコースに上がって行ってしまうので、危険かもと思って管理人もすぐに上に向かいました。
 駅の構内では、日本だと、こっちの出口を出るとどこへ行けるかと出ているのですが、ベルギーってそういうのは全然無いみたい! ま、アルファベットなので、見逃したってこともあるんですが、この点は日本と違いますね〜。それで、駅を出てからは勘にしたがって進みました。

 



リール―ブリュッセルの切符。うっかり往復券が買えることを忘れて、片道切符を買ってしまいました。
 


ブリュッセル北駅で買った帰りの切符。フランス語表記になっている。

 

ブリュッセル中央駅。ここを出て、左に回りこむようにすると(駅の裏側)、王宮などの見所へ行ける。
 
中央駅の列車案内板。地上と同じ階。プラットホームからは上の上の階だったような気がします。
案内板に向かって右手に有料トイレ(0.4ユーロ)あり。
案内板の左手が上の写真の出口です。
 
出口を出ると目の前にある建物。ホテルらしいです。
中央やや左の灰色のゲートをくぐると、グラン・プラス方向です。
 
上の建物にあるシティバンクの支店。
ここでシティバングのキャッシュカードを使ってユーロをおろしました。
カードを入れると言語選択の表示が出るので、日本語で操作可能。
 
アルバート1世王立図書館横をあがり、北西方向を見たところ。高い尖塔がグラン・プラスの市庁舎です。
 
上の写真からさらに上に上がるとロワイヤル広場。そこに建つ建物ですが、なんなのかは不明(笑)。
これに向かって左に回りこむと王宮に行けます。
 
ロワイヤル広場から見た最高裁判所。
 
右が王宮。左はブリュッセル公園。
 
王宮。
下も。
 
 
左が王宮。右がブリュッセル公園。
 
王宮の東の門??
馬に乗っているはレオポルド2世騎馬像だと思います。
 
ロワイヤル広場から最高裁判所に向かい右手にあるのが、王立美術館。
このように日本語表示あり。
 
 
さらに進むとノートル・ダム・デュ・サブロン教会。いかにもヨーロッパっていう感じですね〜。
 
最高裁判所。
 
最高裁判所に向かって右手にテラスがあり、市内が見回せます。
残念なことにすぐ前の建物が邪魔(笑)。
 
上のテラスからは、中央駅に向かって坂を下りました。その途中にあった日本料理店。
この界隈は非常に雰囲気がよいです。

 

●グラン・プラス  
 中央駅前に戻り、今度はブリュッセル最大の見所、グラン・プラスに向かうのですが、どっち方向なのか、なにせ標識もなにもありません!
 ヨーロッパでは美観を保つために余計な標識は立てないと聞きました。ベルギーでは、人がたくさん歩いていく方向に行くのがいいみたいです(笑)。
 で、グラン・プラスですが、この日はすごい観光客の数でした。日本、中国、韓国の団体ツアーも来ていました。

 

グラン・プラスを取り囲む建物。
以下同。
 
 
 
 
市庁舎。
下も。
 
 
広場近くに有料トイレ(0.5ユーロ)あり。
 
グラン・プラスから南西に5分ぐらい歩いたところにある小便小僧。
 
お土産屋さんの前に立つ小便小僧のマネキン。
 
グラン・プラスのすぐ北東側にあるギャルリー。ギャルリーとはショッピングアーケードのことだそう。ここはヨーロッパで最初にできたギャルリーとのこと。
ただし、有名ブランド店が入っているわけでもなく、ものすごくさびれていて、空きテナントもあるほど。これも世界的な経済不況のせいでしょうか。
 
グラン・プラス北側のモネ劇場。オペラなどが催されるそうです。
 
モネ劇場のある、ヌーヴ通り。(たぶん)ブリュッセル一の繁華街。若者向けのショップが並んでいました。
 
ヌーヴ通りにある、デパート「INNO」。「INNO」はベルギー各地にありました。
3階か4階にセルフサービス式のフードコートがあり、管理人はそこで食事しました。自分で選んだり、指差せばいいので割と便利です。
なお、ベルギーでは日曜はデパート、ショッピングセンター、スーパーは基本的に休み。
このデパートも日曜は定休。営業日も夜7時ごろには終わってしまいます。
 
これが食べたもの。スモークサーモンです。確か12ユーロぐらいだったと思います。
このフードコートは近くのサラリーマン、ウーマンらしき人たちでにぎわっていました。

 

●ブリュッセル北駅  
 さて、この日最後はブリュッセル北駅です。
 後日、リールからブリュッセルに宿を移すのですが、宿は北駅のすぐそば。しかし、ガイドブックを見ると、北駅はスリ、ひったくりなどが多く、かなり危険な様子。また、駅東側は赤線地帯だそう。それで、駅から宿への道がどうなっているかなどの確認をしました。

 一言で言うと、古い駅のせいか、暗く陰気で、雰囲気はかなり悪いです。
 管理人は被害は無かったものの、駅内で得体の知れない若者に声をかけられ、しばらく後ろをついてこられました。皆さんも十分ご注意を!
 

 



:駅外観撮影位置。C:ガード下のスーパーマーケット(閉店時間は不明だが、夜はとてもじゃないが行く気がしない) :宿泊したCHAOCHOWホテル。a:ショーウインドウのなかに下着姿の女性(!)がいる赤線通り。b、cの道は気味が悪かったので歩いていません。
駅内の水色の線は通路。改札は無いので東西通り抜け可能。
 
時計塔のある北駅。(地図のから撮影)
北駅は高架駅。右の灰色の建物の上が線路。
写真いちばん右側が駅東側に抜けるガード。とても陰気で夜はかなり気をつけたほうがよさそう。
 
上の写真から前に進んだところ。
正確に言うと、右2つの入り口が鉄道駅。
その左の緑色のオブジェがある建物はいわゆる駅ビルで、1階に飲食店とプレメトロへのエスカレーターなどがある。中央通路へはここを通る。
天井が低く、とても陰気。飲食店は日曜は閉店の店が多い。
さらにその左はバスターミナル。
 
CHAOCHOWホテルの部屋から撮影した駅と線路。
左側が南。
写真いちばん下が、上の上の写真のガードをくぐりぬけたところ。
 
駅の中央通路(地図の3本ある水色の線の真ん中)。
北駅は12番線まである。西が1番線、東が12番線。
案内板に向かって右手が切符売り場。
3本ある通路はどれもとても暗く陰気。
中央通路には有料トイレ、売店、待合室などがあるが、ほかの通路には無い。
 
中央通路の各番線の下にある案内板。
その番線から出る次の列車を掲示。
行き先はオランダ語、フランス語両方。
赤の文字は遅れの分数を示している。
ほかの通路は、総合案内板だけで、このような各番線下の案内板は無い。
北駅から乗るなら、中央通路を利用するのが確実そう。
上りエスカレーターがあるのも中央通路のみ。ただし、階段のみの番線あり。

 
 
 
プラットホームにある番線ごとの案内板。
途中停まる駅名、遅れも表示される。
こちら側がオランダ語表記。
 
裏側はフランス語表記。
 
各車両には1等車か2等車かがでかでかと書かれている。
 
ICなど高級列車には車内に行き先の掲示あり。
各駅停車などだと無い。
 
プレメトロの切符売り場。
プレメトロは行き先によって降りるエスカレーターが異なる。
 
プレメトロの刻印機。車内にもあり。
 
駅すぐ東側は赤線地帯! このような店が並ぶ。
 
ここがCHAOCHOWホテル北側の赤線通り!!(地図a)。

 

 

 

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