●リールセのスタジアムを見に | |
さてさて、ベルギー1日目は、サッカーチーム、リールセのホームスタジアムとそこへ行く道がどんなところか確認し、そしてチケットの購入です。チケットは試合当日でも充分買えるとは思いましたが、念のため今日買ってしまうことにしました。 リールセでは現在、日本の守護神、ゴールキーパーの川島永嗣さんが活躍しておられます。 スタジアムの場所は事前に地図で調べておきました。町の中心からは30分ぐらい歩けば着きそう。 で、朝食のあと、ちょっと早いとは思ったのですが、9時ぐらいにホテルを出発。 ちなみに、朝7時に起きたら外はまだ真っ暗。8時過ぎになってようやく明るくなってきました。外はかなり寒いです。ちなみに、ベルギーは明けがたが寒く、現地で手袋を購入しました。 |
で、地図に従って歩くのですが、町にはほとんど人が歩いていません。リールの人口は約3万5000人。途中写真を撮ったりしたので、10時少し前にスタジアム到着。 チケットは10時から発売ということで、付近をぶらぶらし、チケットを無事購入しました。 しかし、ベルギーは北海道よりずっと北。朝10時でも太陽は低い位置にあり陽も非常に弱く、日本なら7時か、8時ころといった感じです。 |
スタジアムに向かう道の途中で、右側に入ったところにあった散歩道。 下の踏み切りの直前。 リールは小都市だけあって、こんなふうにすぐに自然があります。(下の地図に位置を示しています) |
踏み切り。 |
貨物列車が通過! |
踏み切りから東方向を撮影。 |
踏み切りを渡ろうとしたら、再び警報機が鳴り、今度は人の乗る列車が通過。結構頻繁に列車が通るものだと思いました。 踏み切りを渡った方角から撮影。 |
上と同じ位置から撮影。 |
踏み切りを越え、スタジアムのほうへ。人はほとんど歩いていませんでした。でも危険な感じは全然ありません。 |
スタジアム到着。ホテルからは歩いて30分弱。 ちなみにスタジアムの名前は「Herman Vanderpoorten- stadion」とえらい長い!です(笑) オランダ語ってつづりが長いんですよね〜。 |
正面はビジネスシートの入り口。その左がショップ。さらにその左がカフェで、このなかのチケット売り場で購入。試合直前のチケット購入は、上の上の写真の直前に左へ入る小道があるので、そこの場外チケット売り場で購入する。 |
ここがカフェ。メニューはドリンクのみ。 |
川島さんののぼりを発見!(笑) |
●リール市内観光 | |
さてさて、来た道を途中まで戻り、今度は市内の見所を回ります。 ベルギーでは多くの町が、オランダ語でGrote Marktと呼ばれる広場が中心となっており、そこがいちばんにぎわっています。リールの町もそうでした。 |
駅からこのGrote Marktまでのメインストリートにはおしゃれなショップが並んでいます。 |
駅からGrote Marktにいたるメインストリート。 |
Grote Marktにある市庁舎。向かって右の側面にすごく小さな観光案内所がある。 |
市庁舎。 |
広場を囲む建物。以下同。 すべてショップやレストラン。スーパー、中華料理の店もあった。 リールは小さな町なので、デパートは無い。 |
広場に面した南側にはこのスーパーマーケットあり(夕方6時閉店(笑))。 右手が広場です。写真奥が駅方向。 ベルギーはたいていの商店が夕方6時閉店らしいです。そのほかの買い物も夕方までにはすませましょう! あとで買おうと思ってももう閉まってることが多いです! これ教訓。 |
Grote
Marktから東方向に歩くとある聖グマルス教会。巨大です。 以下同。 両側の道は商店が並ぶ。 |
内部見学可。『地球の歩き方』には拝観料を取られると書いてあったけど、無料でした。 入り口は正面ではなく、向かって右側。 内部はもちろん静寂に包まれていました。 初めてヨーロッパの教会を見たので、感激しました。 |
リールの町には運河(ネーテ川)が流れています。 運河沿いの風景。以下同。 |
右はジンメルの塔。1930年に、リール生まれのジンメルが作った天文時計。内部見学可。 塔の前には、写真のようにカフェが並ぶ。塔を背に、右へ曲がったところにもレストランが多い。 |
ベギン会修道院内の教会。 ベギン会修道院は、ベルギー北部のいくつかの町にあり、世界遺産に指定されています。 修道院は塀で囲まれており、塀のなかに教会ほかいろいろな建物があります。塀の中へは、北西側と南東側に入り口あり。 ただ、各建物内の見学はできないよう。この教会も行ったときは閉まっていました。 |
●ミニチュアハウス、お人形好き必見! 「De Kleine Wereld」 |
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さて、ここは、1800年代後半から1900年前半にドイツ、フランスで作られたミニチュアハウス、アンティーク人形を展示した小さな小さな博物館。 実はここは2007年に開館したばかり。そのせいか、『地球の歩き方』に載っていなかったんです。 観光案内所でもらった地図に、お人形の写真が載っていたので、ここはなに?と聞いたのですが、要領を得ない(笑。リールは田舎なんです)。場所だけわかったので、急いで行ってみると、すばらしい世界が広がっていました!!!! 残念ながら英語の説明文はありませんが、見てるだけで十分!!! |
「De Kleine Wereld」とは、「小さな世界」という意味だそうです。 写真はフラッシュを使わなければOK。 リールへはアントワープから、1時間に2〜4本ぐらい列車が出ており、乗れば約20分。駅からここまでは徒歩20〜25分。もし時間があったら、ぜひぜひ訪れてほしいです!!! 火曜〜金曜12:00〜17:00、土日曜10:00〜17:00。入場料5ユーロ。 |
Grote Marktから聖グマルス教会へ向かい、運河の向こう側の運河沿いの道にあります。小さくて、ほかの建物と区別がつきにくいのですが、すぐに見つかると思います。 |
1階はおもにミニチュアハウスです。 |
2階はアンティーク人形です。 |
入り口にはバービーちゃんが飾られていました。 下がっているのは、不織布で自分で縫って作るバービーちゃんのドレス。1つ8ユーロぐらいです。いろいろデザインあり! |
●リール駅 | |
さて、管理人は特に鉄道ファンというわけではないのですが、鉄道って、写真に撮るのが楽しいんですよね〜。 それで、写真を撮りました〜。 |
これがリール駅舎です。左が西方向、右が東方向。 |
駅から町の中心方向に出たところ。 左に進み、建物が切れたところで前進したところが町の中心となる道。 |
駅前。以下同。 |
リールの町にはバスが走っています。 アントワープなど、近くの町とを結ぶ便もあり。 各停留所には名前がついています。 サッカースタジアムへもあるのですが、1時間に1本。スタジアムそばのバス停名は「Lisp Kerk」だが、試合が終わるころは、駅への便は終わっています。 |
日本と違って改札口が無いので、駅への出入りは自由。 ここは、駅舎のある1番線。2〜5番線へは地下通路を行く。エスカレーターは無し。 |
1番線。 自転車で来て、ホーム横に置き、ホームへはそのまま入る。 東方向に向かって撮影。 |
1番線から東方向を撮影。 |
切符売り場。 右は自動券売機らしいが何かのカードを持っていないと買えない。 チケット売り場はもちろん英語OK。 |
案内板。駅舎内と1番線にある。発車する時刻と行き先が出ている。 地方の小駅だが思った以上に列車本数が多かった。 この掲示板の形は全国共通のよう。 なお、中規模以上の駅は、各番線にも、その番線の案内板があるが、リールは小駅なので、それが無い。 |
駅舎内には各方面への時刻表もあり、時間系列で、途中停まる駅と到着時刻も出ている。 これはほかのどこの駅でも同じ。 |
駅に向かって左外側の壁にはバス情報あり。 |
1番線から見た駅。 奥が西方向。 リール駅は5番線まである。 |
同上。 |
ベルギーはオランダ語とフランス語が公用語。 しかし、管理人が見た限り、どの駅も駅標名はどちらか一方しか出ていなかった。 これはオランダ語表記。 |
1番線の表示。 |
ヨーロッパの列車には、列車の先頭や車両横に行き先表示が無いと聞いていたが、この列車にはそれがあった。 IC(インター・シティ(特急))など高級列車には出ているよう。 ただ、列車に、表示できる設備がないと当然できないので、車両の種類に依拠している。 各駅列車などにはこうした表示は無い。 なお、1等車か2等車かは列車横に大きく、1、2と書いてあります。 |
上と同じ列車。 |
ヨーロッパの列車で問題になるのが、ホームと列車の高さの差だと聞いていたが、これは本当でした!!! 気のせいかリールのような小駅のほうが段差がきついような気がします(笑)。 女性が大型トランクを一人で持ち上げるのはほとんど不可能。キャリーバッグでもやっとでした。ほとんどはしご段をよじ登るがごとし!!! |
●ホテル「Hotel Florent」 | |
さて、リールでは土曜日にサッカー観戦をします。 試合が終わるのが夜10時ころ。 列車で20分のアントワープに宿を取るという方法もあったのですが、試合後のことを考えると、地元の宿のほうがより安全だろうと思って、ネットで予約したのがこの宿です。 リールは小さな町なので、ホテルは3軒。そのうち1軒は非常に評判が悪く、もう1軒は町の南にあり、駅から歩くとかなりかかりそう。 B&Bと呼ばれる民宿のようなものは数軒あるのですが、ネットで予約できるものはどれもこれまた駅から非常に遠い。 ということで、実質このホテルしか適当なものが無いのです。 なお、ホテルに直接予約したのではなく、海外のホテル予約サイトで予約しました。 |
建物は、写真のように、とっても小規模。 でも部屋の雰囲気はよく、リゾートホテルのような雰囲気です。 ベルギー(ヨーロッパでも?)は宿泊料にバイキングの朝食が含まれるようで、ここでは、一般の人も入れるホテル内のレストランで朝食でした。 鍵は持って外出してよく、ホテルのドアもその鍵で開きます。 難点は宿泊料が高いこと。たぶん、小さな町で競争というものが無いからでしょう。ブリュッセルのビジネスホテルのほうがよほど安かったです。 なお、館内は全室禁煙です。 |
レストランはとってもいい雰囲気。 パン、ハム、ジャム、紅茶などは数種類ある。もちろん食べ放題。 窓からは、道を行きかう人が見え、朝は、窓の右から左に女子高生と思われる女の子たちが通る。もしかしてホテルの左側に女子高があるのかも。みんなかわいくて目の保養です(笑)。 |
部屋はツインのシングル・ユース。 2階でしたが、窓の外側には手すりも鉄格子も無く、落ちるのは自由(笑)。 冷蔵庫やミニバーなどは無く、お湯が沸かせる電気ポットも無し。 |
固形石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉などは無いです。 あとで気づいたのですが、鏡横の小さな箱みたいなのが、液体石鹸の出る設備だったのかも???? それと、洗面台の高さが非常に高くて、身長159センチの管理人は非常にきつかったです!!!! |
ドライヤーはあり。 |
コンセントの形。 |