ベルギー旅行2 (2010年10月20日〜28日)
10月21日(木) リールLier観光

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●リールセのスタジアムを見に  
 さてさて、ベルギー1日目は、サッカーチーム、リールセのホームスタジアムとそこへ行く道がどんなところか確認し、そしてチケットの購入です。チケットは試合当日でも充分買えるとは思いましたが、念のため今日買ってしまうことにしました。
 リールセでは現在、日本の守護神、ゴールキーパーの川島永嗣さんが活躍しておられます。
 スタジアムの場所は事前に地図で調べておきました。町の中心からは30分ぐらい歩けば着きそう。
 で、朝食のあと、ちょっと早いとは思ったのですが、9時ぐらいにホテルを出発。
 ちなみに、朝7時に起きたら外はまだ真っ暗。8時過ぎになってようやく明るくなってきました。外はかなり寒いです。ちなみに、ベルギーは明けがたが寒く、現地で手袋を購入しました。
 で、地図に従って歩くのですが、町にはほとんど人が歩いていません。リールの人口は約3万5000人。途中写真を撮ったりしたので、10時少し前にスタジアム到着。
 チケットは10時から発売ということで、付近をぶらぶらし、チケットを無事購入しました。
 しかし、ベルギーは北海道よりずっと北。朝10時でも太陽は低い位置にあり陽も非常に弱く、日本なら7時か、8時ころといった感じです。

 

スタジアムに向かう道の途中で、右側に入ったところにあった散歩道。
下の踏み切りの直前。
リールは小都市だけあって、こんなふうにすぐに自然があります。(下の地図に位置を示しています)
 
踏み切り。
 
貨物列車が通過!
 
踏み切りから東方向を撮影。
 
踏み切りを渡ろうとしたら、再び警報機が鳴り、今度は人の乗る列車が通過。結構頻繁に列車が通るものだと思いました。
踏み切りを渡った方角から撮影。
 
上と同じ位置から撮影。
 
踏み切りを越え、スタジアムのほうへ。人はほとんど歩いていませんでした。でも危険な感じは全然ありません。
 
スタジアム到着。ホテルからは歩いて30分弱。
ちなみにスタジアムの名前は「Herman Vanderpoorten-
stadion」とえらい長い!です(笑) オランダ語ってつづりが長いんですよね〜。
 
 


正面はビジネスシートの入り口。その左がショップ。さらにその左がカフェで、このなかのチケット売り場で購入。試合直前のチケット購入は、上の上の写真の直前に左へ入る小道があるので、そこの場外チケット売り場で購入する。
 
ここがカフェ。メニューはドリンクのみ。
 
川島さんののぼりを発見!(笑)

 

●リール市内観光  
 さてさて、来た道を途中まで戻り、今度は市内の見所を回ります。
 ベルギーでは多くの町が、オランダ語でGrote Marktと呼ばれる広場が中心となっており、そこがいちばんにぎわっています。リールの町もそうでした。
 駅からこのGrote Marktまでのメインストリートにはおしゃれなショップが並んでいます。

 

駅からGrote Marktにいたるメインストリート。
 
Grote Marktにある市庁舎。向かって右の側面にすごく小さな観光案内所がある。
 
市庁舎。
 
広場を囲む建物。以下同。
すべてショップやレストラン。スーパー、中華料理の店もあった。
リールは小さな町なので、デパートは無い。

 
 
 
 
 
広場に面した南側にはこのスーパーマーケットあり(夕方6時閉店(笑))。
右手が広場です。写真奥が駅方向。
ベルギーはたいていの商店が夕方6時閉店らしいです。そのほかの買い物も夕方までにはすませましょう! あとで買おうと思ってももう閉まってることが多いです! これ教訓。
 
Grote Marktから東方向に歩くとある聖グマルス教会。巨大です。
以下同。
両側の道は商店が並ぶ。
 
 
内部見学可。『地球の歩き方』には拝観料を取られると書いてあったけど、無料でした。
入り口は正面ではなく、向かって右側。
内部はもちろん静寂に包まれていました。
初めてヨーロッパの教会を見たので、感激しました。
 
リールの町には運河(ネーテ川)が流れています。
運河沿いの風景。以下同。
 
 
 
 
右はジンメルの塔。1930年に、リール生まれのジンメルが作った天文時計。内部見学可。
塔の前には、写真のようにカフェが並ぶ。塔を背に、右へ曲がったところにもレストランが多い。
 
 
ベギン会修道院内の教会。
ベギン会修道院は、ベルギー北部のいくつかの町にあり、世界遺産に指定されています。
修道院は塀で囲まれており、塀のなかに教会ほかいろいろな建物があります。塀の中へは、北西側と南東側に入り口あり。
ただ、各建物内の見学はできないよう。この教会も行ったときは閉まっていました。

 

●ミニチュアハウス、お人形好き必見!
De Kleine Wereld
 
 さて、ここは、1800年代後半から1900年前半にドイツ、フランスで作られたミニチュアハウス、アンティーク人形を展示した小さな小さな博物館。
 実はここは2007年に開館したばかり。そのせいか、『地球の歩き方』に載っていなかったんです。
 観光案内所でもらった地図に、お人形の写真が載っていたので、ここはなに?と聞いたのですが、要領を得ない(笑。リールは田舎なんです)。場所だけわかったので、急いで行ってみると、すばらしい世界が広がっていました!!!! 残念ながら英語の説明文はありませんが、見てるだけで十分!!!
 「De Kleine Wereld」とは、「小さな世界」という意味だそうです。
 写真はフラッシュを使わなければOK。
 リールへはアントワープから、1時間に2〜4本ぐらい列車が出ており、乗れば約20分。駅からここまでは徒歩20〜25分。もし時間があったら、ぜひぜひ訪れてほしいです!!!
 火曜〜金曜12:00〜17:00、土日曜10:00〜17:00。入場料5ユーロ。

 



Grote Marktから聖グマルス教会へ向かい、運河の向こう側の運河沿いの道にあります。小さくて、ほかの建物と区別がつきにくいのですが、すぐに見つかると思います。
 
1階はおもにミニチュアハウスです。
 
 
 
2階はアンティーク人形です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
入り口にはバービーちゃんが飾られていました。
下がっているのは、不織布で自分で縫って作るバービーちゃんのドレス。1つ8ユーロぐらいです。いろいろデザインあり!

 

●リール駅  
 さて、管理人は特に鉄道ファンというわけではないのですが、鉄道って、写真に撮るのが楽しいんですよね〜。
 それで、写真を撮りました〜。
 

 

これがリール駅舎です。左が西方向、右が東方向。
 
駅から町の中心方向に出たところ。
左に進み、建物が切れたところで前進したところが町の中心となる道。
 
駅前。以下同。
 
 
 
リールの町にはバスが走っています。
アントワープなど、近くの町とを結ぶ便もあり。
各停留所には名前がついています。
サッカースタジアムへもあるのですが、1時間に1本。スタジアムそばのバス停名は「Lisp Kerk」だが、試合が終わるころは、駅への便は終わっています。
 
日本と違って改札口が無いので、駅への出入りは自由。
ここは、駅舎のある1番線。2〜5番線へは地下通路を行く。エスカレーターは無し。
 
1番線。
自転車で来て、ホーム横に置き、ホームへはそのまま入る。
東方向に向かって撮影。
 
1番線から東方向を撮影。
 
切符売り場。
右は自動券売機らしいが何かのカードを持っていないと買えない。
チケット売り場はもちろん英語OK。
 
                                                        案内板。駅舎内と1番線にある。発車する時刻と行き先が出ている。
地方の小駅だが思った以上に列車本数が多かった。
この掲示板の形は全国共通のよう。
なお、中規模以上の駅は、各番線にも、その番線の案内板があるが、リールは小駅なので、それが無い。
 
駅舎内には各方面への時刻表もあり、時間系列で、途中停まる駅と到着時刻も出ている。
これはほかのどこの駅でも同じ。
 
駅に向かって左外側の壁にはバス情報あり。
 
1番線から見た駅。
奥が西方向。
リール駅は5番線まである。
 
同上。
 
ベルギーはオランダ語とフランス語が公用語。
しかし、管理人が見た限り、どの駅も駅標名はどちらか一方しか出ていなかった。
これはオランダ語表記。
 
1番線の表示。
 
 
 
 
ヨーロッパの列車には、列車の先頭や車両横に行き先表示が無いと聞いていたが、この列車にはそれがあった。
IC(インター・シティ(特急))など高級列車には出ているよう。
ただ、列車に、表示できる設備がないと当然できないので、車両の種類に依拠している。
各駅列車などにはこうした表示は無い。
なお、1等車か2等車かは列車横に大きく、1、2と書いてあります。
 
上と同じ列車。
 
ヨーロッパの列車で問題になるのが、ホームと列車の高さの差だと聞いていたが、これは本当でした!!!
気のせいかリールのような小駅のほうが段差がきついような気がします(笑)。
女性が大型トランクを一人で持ち上げるのはほとんど不可能。キャリーバッグでもやっとでした。ほとんどはしご段をよじ登るがごとし!!!
 

 

●ホテル「Hotel Florent  
 さて、リールでは土曜日にサッカー観戦をします。
 試合が終わるのが夜10時ころ。
 列車で20分のアントワープに宿を取るという方法もあったのですが、試合後のことを考えると、地元の宿のほうがより安全だろうと思って、ネットで予約したのがこの宿です。
 リールは小さな町なので、ホテルは3軒。そのうち1軒は非常に評判が悪く、もう1軒は町の南にあり、駅から歩くとかなりかかりそう。
 B&Bと呼ばれる民宿のようなものは数軒あるのですが、ネットで予約できるものはどれもこれまた駅から非常に遠い。
 ということで、実質このホテルしか適当なものが無いのです。
 なお、ホテルに直接予約したのではなく、海外のホテル予約サイトで予約しました。
 建物は、写真のように、とっても小規模。
 でも部屋の雰囲気はよく、リゾートホテルのような雰囲気です。
 ベルギー(ヨーロッパでも?)は宿泊料にバイキングの朝食が含まれるようで、ここでは、一般の人も入れるホテル内のレストランで朝食でした。
 鍵は持って外出してよく、ホテルのドアもその鍵で開きます。
 難点は宿泊料が高いこと。たぶん、小さな町で競争というものが無いからでしょう。ブリュッセルのビジネスホテルのほうがよほど安かったです。
 なお、館内は全室禁煙です。

 

 
レストランはとってもいい雰囲気。
パン、ハム、ジャム、紅茶などは数種類ある。もちろん食べ放題。
窓からは、道を行きかう人が見え、朝は、窓の右から左に女子高生と思われる女の子たちが通る。もしかしてホテルの左側に女子高があるのかも。みんなかわいくて目の保養です(笑)。
 
部屋はツインのシングル・ユース。
2階でしたが、窓の外側には手すりも鉄格子も無く、落ちるのは自由(笑)。
冷蔵庫やミニバーなどは無く、お湯が沸かせる電気ポットも無し。
 
 
 
固形石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉などは無いです。
あとで気づいたのですが、鏡横の小さな箱みたいなのが、液体石鹸の出る設備だったのかも????
それと、洗面台の高さが非常に高くて、身長159センチの管理人は非常にきつかったです!!!!
 
ドライヤーはあり。
 
コンセントの形。

 

 

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