ビーズ・アクセサリー作り
   
  (2012年1月12日)
 昔少しやっていて、長い間完全にやめていたビーズのアクセサリー作りを、最近、また始めてみました。

 少し前、大ブームになったビーズのアクセサリー作りなんですが、いろいろな面で、実は意外と大変なんです。

1.本、ネットを含め、作りたいもののレシピを探すのが非常に大変である。本の場合ですが、書店に行っても、ビーズ・アクセサリー作りの本て意外と置いていないんです。中規模以下の書店に最近行ってみたけど、冬のせいか、編み物などに場所を取られ、全然置いていないというところもありました。

2.ほしい材料を見つけるのが大変である。ビーズって、実にいろいろな種類、大きさがあるんですね〜。最近はネットが発達してますが、やはり自分の目で見て決めたいし、そうなるとかなり大きな手芸店、ビーズ店に足を運ばなければならない。ただ、昔と違って、ビーズ自体の種類はものすごく増えて、質も上がっていると思います。

 実はこの2つの理由で、昔ちょっとやったけれど、すぐに嫌になってやめてしまったんです。それがここ数年で、1.は相変わらずですが、2.の環境はかなりよくなっていると思い、ちょっとだけ始めてみました。
 ただ、正直言うと、何か作りたいものが明確にあるとか作ること自体が好き、という人にしか、お勧めはできませ〜ん(笑)。今は既成品のアクセサリーが山ほど売っているし、予算と手間隙かけて作って気に入らないってことが往々にしてあるわけですから。
 それと若い人はいいけれど、年齢のいった人は、安いビーズは買っちゃダメ! 安いビーズだと作りあがっても、「こんな安っぽいもの身につけられないわ!」ってことになっちゃいます。それなら、その分お金をためて、本物の宝石買う予算にしたほうがよっぽどいいです〜〜。

お勧めサイト:
ビーズ・ファクトリー

 

 ブローチ(左)とチャーム(ペンダントトップ)。
 これは、「ビーズ織り」という手法で作ったもの。下の写真のように、専用の織り機を使います。織り機はよほど規模の大きな手芸店に行かないと置いてありませんが、Amazonなどネットで買えます。ビーズもビーズ織り専用のものを使う。チャームは長方形に織り上げ、それを縫い合わせて輪にしてあります。
 筆者は最近はもっぱら、「ネックレス」ではなく、鎖の先にペンダントトップをつけた「ペンダント」がお気に入り。鎖は写っているもの1種類しか持っていなくて(笑)、ペンダントトップだけを替えるんですが、ペンダントトップだけってなかなか売っていないんですね。それに気に入ったものもなかなか無いし。昔は、ビーズ織りって知らなかったんですが、最近、この手法を知り、それで再びビーズのアクセサリー作りを始めてみました。

 



これが織り機。小型のもので、タテ約30センチ、ヨコ約8センチ。トーホー製で、針と織り方の説明書付き。


「ビーズ織り」の難点は、相当規模の大きな店でないと、ビーズ織り用のテグスを置いてないこと。テグスはタテ糸を張ったりするんで、消費量が多く、すぐに使い終わってしまうんです。管理人は電車に乗らないと売っている店に行けないので、面倒なのでネットで大量に購入しました。MIYUKI製。

 

 ビーズ織りの解説とレシピ集。
 『華やかなビーズ織り』(デリカビーズ織り協会、雄鶏社、2001年)。
 

 



ペンダントトップとネックレス。
ペンダントトップは、下左側の本を見て作りました。
ネックレスは下右側の本を参照。紐を通してあるところは、ビーズ織りで作成。織ってある細かいビーズとフリンジ先の大きなものは、今年84歳の母親が10代のころに買ったもの。
なお、ビーズを揃えるのが大変なんで、管理人はレシピの通りに作ることはないです。手持ちのビーズを使ったり、デザインもアレンジ(手抜き!)しちゃってます。

 



『私のビーズStory』(吉川智子、主婦と生活社、2004年)。
元ジュエリーデザイナーの方が書いた本。ビーズのレシピ集ってときとしてオバサンくさい物ばかりのことがあるけれど、この本は正反対! 独創的でとてもステキです。


『やさしいビーズステッチ』(水野久美子、パッチワーク通信社、2011年)
ビーズのアクセサリー作りっていろいろな手法があるんですね〜。これは「ビーズ織り」ではなく、「ビーズステッチ」の本。デザインもなかなかです。

 

   
   
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