ミス・バービー６

●サテン地で作ったロングドレスです。
製図は、雑誌『ミセスのスタイルブック』2008年春号（文化出版局）を利用し、一部変形しています。実はこの製図、管理人の能力では読み取れない（理解できない）部分があり（汗）、スカート部の脇は、腰から下はどうもスリットになるようなんですが、スリットにはせず、普通に縫いました。
生地の硬いサテンだったのと縫製の未熟さのため、シルエットは本来のものとかなり違ってしまい、胸を覆う部分はそれぞれがもっと細く、スカート部はほとんど下にストンと落ちるデザインになっています。すそがアンシンメトリーに見えますが、普通に左右均等です。
イヤリングはビーズで、ミス・バービーちゃんは顔が硬くて（笑）、針を刺したりは出来ないので、両面テープで付けています。また口紅は本物の口紅を塗りました（笑）。人形は中古だったので、唇の色がかなりはげていたのですが、ますますそれがひどくなり、最初、アクリル絵の具で塗って失敗したら大変なので、水彩絵の具で塗ったのですが、全然さわったりはしていないのに、次の日の朝になったらきれいにはげており（なぜ？？？）、やむなく口紅を利用しました。（2008年２月15日）

●またしてもカツラを新しく買いました（笑）。
実はこのカツラ、アメリカのオークションサイトeBayで買いました。
管理人が白人の美女に抱くイメージのひとつに「波打つブロンド」というのがあります。
バービーちゃんにもぜひ、そうしたブロンドのヘアスタイルをさせたかったのですが、日本のサイトでは、メイド服（笑）を着たお人形にかぶせるような子供っぽいものはいくらでも出てくるのですが、バービーちゃんに合うような、大人っぽいもの、特に、横分けのものはいくら検索しても見つかりません。
そんなとき、eBayのDolls & Bearsのカテゴリの「Dolls」のなかで、「wig」で検索してみたら、かなりの数の製品が出てきました。バービーちゃんのサイズは4インチなので、「４」と入力してみたら、日本ではあれほどさがしても見つからなかったものが、あっけないぐらい間単に見つかりました。
価格は、オークションではなく、日本の「希望落札価格」に相当する“Buy it now”で、１５．５ドル。送料は６ドルでした。カツラのメーカーはMonique Gold Collection、製品名は「GINGER」、色は「Pch Bld&Gngr Brn」となっており、ブロンドにところどころ、少し濃い茶色っぽい色が混じっています。（2008年２月15日）

●以下は製図に興味のある方向け。
このドレスの製図は、フランスのデザイナー、マドレーヌ・ヴィオネの技術を文化服装学院教員有志が研究したものだそう。
恐ろしく独創的で、脇は写真のように、変形五角形のマチになっています。
ほかに２種類のワンピースの製図、10種類ぐらいの作品写真が載っています。
いつもなにげなく買っている『ミセスのスタイルブック』ですが、この製図を見て、狂喜しました。ロングドレスやフォーマルドレスは、自分で縫おうなどという人はごく少数ですから、製図や型紙を探すのが一苦労。写真だけで製図がないものでも、郵便振込みで製図を購入可能だそうです。（2008年２月15日）

●着物の裏地で作ったロングドレスです。
胸元にドレープのある製図が見つからなかったため、(有)サンプランニングの「シンプリシティ」の「941　ニットドレス（ニット地専用）」という型紙を、延々またパソコンのスキャナでスキャンして、縮小しました。疲れたび～（笑）。
ドレープは生地が硬いせいか、そのままではうまくでなかったので、表から見えないように、裏で糸で縫いつけて出しました。ドレープで見えませんが、前身ごろは、ドレープ下部分に、上下に分ける切り替えがあります。（2007年12月４日）

●せっかくカツラをかぶれるようになっているのだから、いろいろな雰囲気を楽しまなくては損ということで、またまたカツラを買いました。買ったのはこちらで、「HANNAH」４－５インチ、ブロンドです。通常のカツラと違い、モヘアなので、髪はとても細いです。ウェーブは束を崩し、両脇を少し切って前髪とし、前髪は少しすきました。（2007年12月４日）

	●今回はカツラだけのご紹介です。また、アメリカのeBayで買いました。メーカーはMonique Collection、製品名は「Hannah」、色は「Golden Strawberｒy」、サイズ4です。価格14.99ドル、送料3.5ドル。今までのカツラのなかでいちばん自然で、いちばん似合っていると思います。（2008年５月９日）



●ミス・バービーちゃん６